【DDT】「自分を犠牲にしても守りたい」引退赤井沙希「家族」に感謝、父から言葉もらう

引退する赤井沙希はポーズを決める(撮影・鈴木みどり)

<DDTプロレス>◇12日◇両国国技館

赤井沙希(36)が、13年8月にデビューした地でラストマッチに臨み、10年間のプロレスラー人生を終えた。6人タッグマッチで敗れはしたが「達成感がある」と納得した表情でリングを降りた。

元ボクサーで俳優の赤井英和を父に持つ。数日前に「プロレスラーとして10年やってリングを降ります」と自ら電話で伝えた。父からは「おつかれさま」という言葉をもらったという。セレモニーでは別の「家族」についても語った。「10年前に一員になって、楽しかったり、ムカついたり、何かをしたり。一番欲しかったものに気付いた。本当に守りたい仲間、自分を犠牲にしても守りたいものがDDT」と仲間やファンに感謝した。

DDT唯一の女性レスラー。「18歳で上京した時はひとりぼっちだった」という。この日対戦した同期の山下実優は東京女子所属。「楽しそうでうらやましかった」と明かした。それでも次第に仲間と打ち解けていくと「DDT、ファンがこんな私にリアルな愛をくれた」と語った。

今後は裏方として団体を支えていく。「みんなを輝かせたい。心はつながっている。どんな時もみんなのことを思いながら生きていく」と決意を語った。