【FIGHT CLUB】元Jリーガー安彦考真「サッカー選手も強いんだぞ」19日に前口太尊戦

FIGHT CLUBで対戦する前口(左)と安彦

立ち技打撃格闘技RISEのYA-MAN(27)がプロデュースするキックボクシングルールの新格闘技イベント「FIGHT CLUB(19日開催・ABEMA PPV独占生中継)」で対戦する元Jリーガー安彦考真(45)と、元キックボクシングJ-NETWORKライト級王者で現在はプロレスラーとして活動する前口太尊(37)が、RISEを通じて「FIGHT CLUB」へ参戦する意気込みを13日までに語った。

  ◇  ◇  ◇

安彦が胸の内を明かした。

-現在は自分で自分をいじめ抜いてる感じか?

安彦 もうSとMが共存してる感じなんで、どっちかいったい分からなくなってますけど、でも不安とかが出てくる部分をかき消すのは追い込みだし、やったことしか身にならないので、そういう意味では徹底的にもう一人の自分が自分を追い込むしか方法はないなと思ってます。

-今回はフリーになっての第1戦。最近はTARGET SHIBUYAで練習することが多いのか?

安彦 週2はやらせていただいてて、今週は週3やらせていただきたいとお願いをしています。フリーになって一番キツイのが仲間と練習出来なかったり、さっきのビッグミットみたいに声をもらったりとかが少なくなってしまうので、そういう意味ではTARGETに来させてもらって多くの仲間ができていろんな声をもらったり、皆さんめちゃめちゃ人が良くて、僕みたいな人を普通に受け入れてくれて、かと言って手を抜くわけでもなくしっかりと正面から向かい合ってくれるので、本当にこの場に来られて良かったです。

-以前と比べて練習メニューに違いはあるか?

安彦 TARGETに来させてもらって、10人以上の選手と毎回マススパーとか練習をやってその都度アドバイスをくれるので、いろんなタイプの選手がいろんな角度で情報をくれるのは間違いなく今の僕には適してます。それを素人から始めたら難しかったかもしれないですけど、2年以上経験を重ねてある程度ベースが出来た中での新しい情報は、自分がどうやって取捨選択するかだけなので、本当にありがたい情報がここには渦巻いてます。

-先日記者会見も出席されて結構緊張感を伴った会見だったと思いますがいかがでしたか?

安彦 もう手汗もすごかったですし久々に緊張しました。でもやっぱり「目指せYA-MAN」ということを僕は公言しているので、その張本人や山口兄弟や名だたる選手がいる中で、自分があの空間に立てるっていうのはいい緊張感とワクワクがありました。

-YA-MANがFIGHT CLUB前半戦出場選手に「もっと面白いこと言ってくれ」とキツイことを言っていたが、あの言葉を聞いてどんなことを思ったか?

安彦 いやもう僕もそう思いましたよ。僕以外の人がっていうことで(笑い)。僕が人をあおったりする立ち位置でもないので、他の選手がそういう風にすればいいなって。ただ前口太尊選手がもうちょっといいあおりをしてくれるとね。

-その前口は「プロレスラーは強い」ということを前面に押し出して戦うと宣言していたが?

安彦 「サッカー選手も強いんだぞ」って言ってやりたいなとは思いますけど、でも彼は現役のプロレスラーで僕は現役のキックボクサーなので、そこのプロレスラーは強いんだぞっていう言い方はちょっと違うかな。キックボクサーとして結局リングに上がるのでプロレスするわけじゃないんでね。彼のキックボクサー人生、何十戦もやられてますしもちろんそこには僕もリスペクトは持っていて、現役退いてた中でこのタイミングで復帰して僕としては素晴らしい対戦相手で楽しいんですけど、彼がそれ相応の戦いをするのか、それだけの能力が残ってるのかというところはちゃんと見極めたいですし、これで負けるとプロレスラーは全員が弱いってことになっちゃうんで、変に背負い過ぎないほうがいいんじゃないかなと思います。

-このリングもしくは格闘家で目指す目標は何なのか?

安彦 何のために格闘技やってるかっていうとすごくベタなんですけど、とにかく僕は勇気を与えたいです。年齢なんて関係なくて40歳からJリーガー目指して、43歳から格闘家に転身して、44歳でプロのリングに立って今45歳です。20代も30代もそうですけど年齢を言い訳にして前に進めない大人が増えてきてしまってるので、そんな日本が僕はつまらないなと。何歳になっても勝負できるのと、俺が思い切りやる姿を見てもらうのが非常に大事だなと思うので、僕がリングに立っている理由は勇気1つですね。とにかくそれを与えたいというか届けたいです。見てる人に「いつ何時何があっても今が一番若いんだ」ということを届けたい。何だって始めていい、自分が思ってることをスタートしていいんだっていう思いをしっかり伝えていきたいです。

-YA-MANと対戦したいというのはどういう気持ちか

安彦 YA-MAN選手の戦い方とか成り上がり方というか持ってるバックボーン、今シングルマザーの人たちを招待したり、そういう社会に対して実は貢献している力を格闘技で使ってるじゃないですか。格闘技というかスポーツの良さはそこなので、何か社会に貢献できること、ただ自分が気持ちいいとか自分が成り上がりたいだけじゃなくて、それが誰かの役に立ってるってことがすごく大事だなと思った時に、めちゃくちゃシンプルに分かりやすいメッセージを発信してるので、格闘技のあり方の1つ、武士道の道というところのあり方の1つに僕はリスペクトをしてるので、彼と思いっきり勝負したい。僕も元々不登校だったり発達障害の子と関わる仕事をしてたので、そういう子たちが何か一歩踏み出して社会に復帰する、社会で輝けるチャンスを僕も与えたいと思うんで、彼とバチバチにやりあったら、社会に意義のある格闘技もしくはRISEが目指してる青少年育成だったり子供達に向けて思いっきり表現できるんじゃないかなという意味で、僕の中で一応「聖地YA-MAN」みたいな感じではあります。

-最後にファンにメッセージを

安彦 前口太尊には「クルクルサークリングしてしょぼい試合ばっかりしてないで打ち合いに来い」と言われたんですが、別に僕は挑発に乗る気はないです。ただ今回判定がなくてKOしかないんで、僕も正面から思いっきり行きますよ。それは僕なりの戦い方、僕なりの距離感、僕のやり方で。相手に言われたからって相手の土俵に入る気はないので、彼を僕の土俵に入れてしっかり倒しますよ。しっかり勝つのでそれを見ておいてもらって。どうしてもYA-MAN選手と朝倉未来選手が注目されてますけど、アンダーカードに爆裂キャラがいるんですよ。見といてください。やっちゃいますよ。