米プロレスWWEの元女子タッグ王者シェイナ・ベイズラー(43)が、大事なチーム戦を控えるWWE日本女子勢に熱いエールを送った。
25日(日本時間26日)のプレミアム・ライブイベント(PLE)、サバイバーシリーズ大会(米イリノイ州シカゴ)のPRで来日し、日刊スポーツのインタビューに応じた。同大会で女子ウォーゲームズ戦に出場するイヨ・スカイ、カイリ・セイン、アスカのチームの魅力や日本との関係性について明かした。【取材・構成=藤中栄二、千葉修宏】
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サバイバーシリーズで組まれた女子ウォーゲームズ戦は屋根のないケージに包囲された2つのリングで4対4で激突するチーム戦となる。「女王様」シャーロット・フレアー、元ロウ、スマックダウン女子統一王者ベッキー・リンチ、前WWE女子王者ビアンカ・ブレア、ショッツィという強豪チームに対し、スカイ、セイン、アスカがベイリーと組んでファイトする。
ベイズラー 私が(19年に史上初開催の)女子ウォーゲームズでキャプテンをした時、NXTでイヨを選んだけれど理由がある。イヨの経験とセンス、シングル戦も結構、やっていたし、試合感覚も知っていたから。ここにアスカ、カイリが加わって、クレイジーでストロングな、特に強さを発揮するチームになった。
ベイリー、スカイ、ダコタ・カイのユニット「ダメージCTRL(コントロール)」にセインとアスカが新加入したばかり。そんな連係面の不安もまったく感じないぐらいの強力チームだと感じているという。
ベイズラー だって3人は日本語でコミュニゲーション取れるでしょ。対戦チームも何を言っているか分からないし。バックステージのインタビューやプロモーションを見る中でもすごい連係を目の当たりにすると思う。それを日本のファンが見られることが大きいよね。今回の女子ウォーゲームズはカオス(混沌)となるけれどダメージCTRLが勝つと思う。こういう試合形式でウイークポイントが見つからない。
WWE女子登龍門トーナメント、メイ・ヤング・クラシック決勝、NXT女子王座戦を通じ、セインとはライバル関係にあった。今年10月、約3年4カ月ぶりにWWEに復帰した。
ベイスラー 自分の最大のライバルだと思っている。彼女がいなかったら私は名を上げることはできなかったと思う。自分たちの関係性は、日本でともに戦った経験が生かされた。
約6年ぶりの再来日となる。17年にはスカイ、セインが所属していたスターダムのマットで戦っている。
ベイスラー カイリと私は引き合っていたと思う。だからWWEでも良い試合ができたと思う。カイリは本当に良い選手。私の必殺技の名前キリフダ・クラッチ(裸絞め)はイヨが日本で命名してくれた。私は「スペードの女王」の愛称があり、技名もトランプのポーカーから命名していたけれど、日本でイヨから「切り札」という言葉を教えてもらって名付けた。当時、NXT実況だったマウロ・ラナーロが放送で「キリフダ・クラッチ」と言ってくれて、それで定着しました。マウロは私が総合格闘技をやっていた頃から知り合いで「サブミッション・マジシャン」というニックネームもつけてくれましたね。(後半につづく)
◆シェイナ・ベイズラー 1980年8月8日、米サウスダコタ州スーフォールズ生まれ。ミッドアメリカ・ナザレ大卒。ムエタイ、柔術がバックボーン。06年からジョシュ・バーネットの指導を受け、同年に総合格闘技デビュー。エリートXC、ストライクフォースなどを経て17年2月にはDEEP JEWELSに参戦。同時期にスターダムにもレスラーとして参戦し、紫雷イオ(イヨ・スカイ)の保持したワールド・オブ・スターダム王座にも挑戦した。同年9月にWWEと契約し、NXT女子王座2度戴冠。WWE女子タッグ王座も3度戴冠。得意技はキリフダクラッチ(裸絞め)。愛称はスペードの女王。170センチ、66キロ。
◆WWE中継 ABEMAで今年10月からロウ、スマックダウンの2大ブランド大会の無料中継を開始。今月のPLEサバイバーシリーズ大会はPPV生中継で26日午前9時30分から番組開始、同10時から中継開始。中継終了後から12月3日午後11時59分まで見逃し視聴可能。日本勢はWWE女子王者イヨ・スカイ、アスカ、カイリ・セインが女子ウォーゲームズ戦(屋根なしケージに包囲された2つのリングでチーム戦)出場が発表済み。