プロボクシング元世界2階級制覇王者でWBC世界スーパーバンタム級1位のルイス・ネリ(28=メキシコ)が26日、東京・有明アリーナで開催される同級の4団体王座統一戦となるWBC、WBO世界同級王者井上尚弥(30=大橋)-WBAスーパー、IBF世界同級王者マーロン・タパレス(31=フィリピン)戦の視察を発表したと11日(日本時間12日)、イタリアのメディア「ボクサリング・ウェブ」が報じた。
同メディアは「ネリが井上-タパレス戦の勝者に挑戦するため東京へ飛ぶ」との見出しをつけた。さらにネリが「この階級の絶対王者への挑戦者は1人だけで、その役割は私にぴったりだ。井上尚弥を恐れていないし。彼を倒す方法を知っている」とコメントしていると報じた。
ネリは11月に行われたWBC年次総会(ウズベキスタン・タシケント)で同団体マウリシオ・スライマン会長から井上-タパレス戦勝者の指名挑戦者に命じられたばかり。7月、フローイラン・サルダール(フィリピン)との10回戦で2回TKO勝ちし、世界王座返り咲きへの“前哨戦”を終えていた。
ネリと言えば、17年8月、当時のWBC世界バンタム級王者山中慎介に挑戦し、4回KO勝ちで新王者となったものの、その後の薬物検査で陽性反応が検出。18年3月には立場を変えて山中の挑戦を受けたものの、今後は前日計量で体重超過した。山中との再戦には勝ったが、同王座は空位となった。その経緯から日本ボクシングコミッションからも国内での無期限活動停止処分を受けていた。