プロボクシングWBA世界フライ級1位のユーリ阿久井政悟(28=倉敷守安)が“家族ぐるみ”で仕切り直しの世界挑戦に臨む。来年1月23日、エディオンアリーナ大阪で開催されるAmazonプライムビデオ・ライブボクシングで、同級王者アルテム・ダラキアン(36=ウクライナ)に挑戦することが14日、都内で発表された。
もともと11月15日に東京・両国国技館で予定されていたが、メインイベントに出場予定だったWBA世界バンタム級王者の井上拓真(27=大橋)が負傷したため延期になっていた。万全の調整ができていただけに「すぐには切り替えられなかった」が、「(延期前は)勢いで行こうと思っていたのが、延期されたことで現実に引き戻された。対策する時間が増えた」と前向きに考えるようにした。
王者ダラキアンは22戦全勝(15KO)で6度防衛中の強敵だが「やりにくい相手だが、右が当たれば倒れる」と気後れはない。仕切り直しの世界挑戦に備えて、所属ジムのある岡山県から年末に妻と幼い娘2人とともに上京。試合まで1カ月間、スパーリングパートナーの豊富な東京で最終調整に集中する。「娘は保育園を休ませます。年越しも東京。集中したいので」。家族の力も支えにして、初めての世界戦のリングに立つ。【首藤正徳】