ボクシングWBAスーパー、IBF世界スーパーバンタム級王者マーロン・タパレス(31=フィリピン)が謙虚にKO勝ちを示唆した。
26日に東京・有明アリーナで、WBC、WBO世界同級王者井上尚弥(30=大橋)との4団体王座統一戦を控え、1週間前となる19日に来日した。約3カ月間で計100回を超えるスパーリングを消化したと明かし「はっきりした勝ち方をしたい。しっかり勝つために来た。できることは何でもやる」と宣言。KOの言葉こそ出さなかったものの、井上を倒す自信をのぞかせた。
7月の井上-スティーブン・フルトン(米国)戦を視察し、リングに上がって統一戦を約束。夏から練習拠点の米ラスベガスで本格的な練習に入り、先月8日からは母国の北部ルソン島にある標高1540メートルのバギオ市で約6週間の高地トレで最終調整。「試合のために頑張ってきたのでコンディションはとても良い」と余裕の笑み。井上攻略への手応えもある様子で「(井上は)とてもうまい、IQが高い選手。さまざまなスタイルで戦ってくると思うが、こちらも練ってきた戦略で戦いたい」と静かに燃えていた。【藤中栄二】