強打誇る下村佳輝が全日本スーパーフェザー級新人王「ここからがスタート」日本ランクは12位

全日本新人王スーパーフェザー級王者に輝いた下村(撮影・中島郁夫)

<プロボクシング:全日本新人王決勝戦>◇23日◇東京・後楽園ホール

鹿児島実サッカー部出身で強打を誇る下村佳輝(24=三迫)が全日本スーパーフェザー級新人王となった。同級決勝で東軍代表として、西軍代表の小松直人(19=森岡)と拳を交え、2度のダウンを奪って4回2分9秒、TKO勝利で頂点に立った。

1回から激しく打ち合い、2回にワンツーでダウンを奪取も、左ストレートでぐらつく攻防を展開。4回も激しく打ち合い、連打で2度目のダウンを奪って勝負を決めた。激戦を展開して新人王の称号を手にした下村は「KOを狙いにいったら、ああいう展開になりました。パンチには自信があるので」と満面の笑み。これで通算戦績は6勝(6KO)1分けとなった。

小学校時代から高校までサッカー選手として活動。鹿児島実サッカー部ではサイドバックだったという。下村は「たくさん走っていたので鍛えられました」とフィジカルにも自信があるという。高校2年時、兄から送られてきた世界4階級制覇王者の井上尚弥(大橋)のKO動画を見て「面白い競技だ」とボクシングに目覚め、三迫ジムの門をたたいたという。これで日本スーパーフェザー級12位にランクされる。

下村は「ここからがスタート。しっかりとボクシングに挑戦していきたい」と決意を新た。あこがれのボクサーに元3団体統一ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)を挙げ、中量級ホープとしての自覚を口にした。所属ジムの三迫貴志会長は「パンチがあるし、良い経験ができた。初挑戦で一発で全部KOで新人王を獲得したことは評価してあげたい」とほめていた。