<ラジャダムナン・ワールド・シリーズ(RWS)>◇23日◇タイ・バンコク
吉成名高(22=エイワスポーツジム)が外国人として史上初のラジャダムナンスタジアム3階級制覇を成し遂げた。
吉成はこの日、ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級暫定王座決定戦でシューサップ・トー・イッティポーン(タイ)と対戦。試合前の踊り「ワイクルー」に相撲の四股とすり足の動きを取り入れるなど、リラックスした様子で戦いに臨んだ。
1Rから左ストレート、カウンターの右フックを的確にヒットさせると、2Rに左ストレート1発で相手を失神KOに追い込んだ。対戦相手のシューサップは、吉成が15歳だった7年前にWMC世界ピン級(-45.36キロ)タイトルマッチで戦い、判定負けを喫しており、リベンジとなった。
吉成は今年7月にラジャダムナンスタジアム認定フライ級王座を獲得。同ミニフライ級と合わせ、外国人として初めてラジャダムナンスタジアム2階級制覇を果たしていたが、わずか22歳にして3階級王者となった。
試合後、「今回スーパーフライ級の暫定なんですけど王者になれました。これも正規チャンピオンになるための道のりだと思うので、これで満足せずに、また次の試合に向かって頑張っていきたいと思います」と笑顔を見せた。階級を上げた理由について聞かれると「(フライ級の)112ポンドは減量きつくて。昔から3階級制覇するという夢があったので、無理に減量するより、もっと強い相手とやるためにも階級を上げました」と説明した。
次に対戦したい選手については「正規チャンピオンは本当に強い選手でリスペクトを持っているんですけど、超えなければいけない壁なので、いつか戦って勝ちたいと思います」と話した。