力石政法「KOしかない」今春ローマで「世界挑戦者決定戦」WBCシルバー王者マグネッシと対戦

3月にローマでの試合に臨むアジア王者の力石(緑ジム提供)

ボクシングのWBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級王者でWBC世界同級5位・力石政法(29=LUSH緑)が今春、ローマでWBC同級の「世界挑戦者決定戦」に臨む。力石とプロモート契約を結ぶ亀田プロモーションが5日に発表した。

3月22日(日本時間同23日)にWBC同級シルバー王者で同世界6位マイケル・マグネッシ(29=イタリア)とローマで対戦する。力石の戦績は14勝(9KO)1敗、マグネッシは23勝(13KO)1敗。「シルバー王座」は日本未公認だが、WBCが10年に暫定王座に代わるタイトルとして創設した。

力石は昨年11月11日に愛知県武道館でWBA同級の中南米地域王者カルロス・フローレス(メキシコ)と契約59・8キロの10回戦が予定されていた。しかし、フローレスがパスポート盗難の被害にあい、来日不可能となった。その前も、9月30日に決まっていたIBF王者ジョセフ・コーディナ(英国)に敵地で挑む世界初挑戦が相手の一方的な都合で消滅と、続けての不運に見舞われていた。

力石は「ヨーロッパなんでとてつもないアウェーだと思う。勝つにしろ、負けるにしろどの道、KO(決着)しかないと思っている。2度も試合がなくなって落ち込んでいたが、今はモチベーションが上がってきてます」と意気込む。世界への道がとてつもなく険しい階級。悲願の舞台に立つチャンスを力石は「永遠の都」ローマでつかむ。【実藤健一】

 

▽LUSH緑ジム松尾敏郎会長「なかなか世界王座挑戦への機会が見つからなかった力石ですがこのたび、世界挑戦者決定戦出場への機会をいただいて感謝しています。敵地での一戦となりますが、力石とともに世界王座への挑戦権を獲得してきます」

 

▽3150FIGHT亀田興毅ファウンダー「軽量級に比べ世界的に選手層が厚く、世界王座への挑戦が比較的難しいスーパーフェザー級でようやく力石選手の世界王座挑戦へとつながるチャンスを湯来ることができてうれしく思います。マグネッシ選手陣営が日本では未公認のシルバー王座のタイトルマッチとしての開催を強く希望したため、力石選手にとってはアウェーの戦いとなりますが、万全な体勢でサポートしていきたいと思います」