大阪プロレスは11日、能登半島地震の被災者に100万円の義援金を送った。
社長のゼウス(41)らが大阪市内の石川県大阪事務所を訪れて、山下幸則所長(58)に現金を手渡しした。
ゼウスは「何かしたいと思っていた。現地に行って炊き出しをしたいが、今は迷惑がかかる可能性がある」。
そこで先輩プロレスラーの秋山準に相談。プロレス出身の馳浩石川県知事の存在もあって、義援金を受けつけていることを知った。米大リーグ、ドジャースの大谷翔平が100万ドルを寄付したこともあって「だったらオレもする」と思い立った。
義援金を団体の収益から捻出することについては、メインスポンサーと所属選手全員の了解を得たという。
「大阪プロレスが義援金を送ったことで、おれも、私も、と1人でも義援金を送る人が増えたらいいな。(寄付に対して)『偽善』という言葉があったとしても、100人がすれば100人の善になる。僕もやろう、という人がいると思う」と説明した。
ゼウスは、過去にも11年の東日本大震災で仲間たちと50万円を寄付。また16年の熊本地震では、現地で当時所属だった全日本プロレスの協力を得て、お肉50キロの炊き出しを行っている。
今回の義援金に、同事務所の山下所長は「(阪神・淡路大)震災があった関西から義援金をいただき、うれしく思います。1日も早く復興を願っていただいていると思っています。引き続き支援のほうをお願いいたします」と感謝した。
大阪プロレスでは、今回の義援金とは別に、1月3日の興行から、試合会場に募金箱も設置している。ゼウスは「募金がある程度になったら、また届けたい」と話した。【益田一弘】