【ボクシング】「ゆうこりん」黒木優子が王座陥落「負けたら引退」覚悟も「やり切ってない」

松田(左)に右フックを浴びせる黒木(撮影・中島郁夫)

<プロボクシング:フェニックスバトル109大会>◇12日◇東京・後楽園ホール◇日刊スポーツ新聞社後援

WBA、WBO世界アトム級タイトルマッチ10回戦で、WBA、WBO王者黒木優子(32=真正)が防衛(WBA初、WBO3度目)に失敗した。WBA1位、WBO2位松田恵里(29=TEAM10COUNT)の挑戦を受け、1-2(93-97、96-94、94-96)の判定負けで王座陥落した。サウスポー同士の対決。ジャブを浴びながらもワンツー、左ストレートで応戦したものの、最後に競り負けた形となった。

黒木は「前半のジャブを怖くないのでもらってしまった。統一王者でメインなのに面白くない試合をしてしまった。それが1番申し訳ない」と振り返った。防衛戦前には「負けたら引退」と心に決めてリングに上がっていたと明かした黒木だったが「本当は負けたら辞めるつもりだったが、やり切っていない思いが強い。まだ4団体統一王者になる気持ちがあるなら、引退はしない。今は…本当に申し訳ないです」と不完全燃焼な様子だった。「ゆうこりん」が愛称の黒木は、どう決断を下すのか-。【藤中栄二】