【Sareee-ISM3】Sareeeが橋本千紘にリベンジ「あんたがいたから強くなれた」

橋本千紘にリベンジを果たし、充実感をただよわせるSareee

<Sareee-ISM3>◇16日◇東京・新宿FACE

メインイベント(5試合目)で、米WWEでも活躍したSareee(サリー、27)が、橋本千紘(31=センダイガールズ)と対戦。23分29秒に渡る死闘の末、変形裏投げで3カウントを奪い、昨年5月の「日本復帰戦」で敗れていた宿敵にリベンジを果たした。

Sareeeは序盤からアマレス出身の橋本にグラウンドで攻めたてられた。極楽固めのように両腕をクロスさせられ、背後から締め上げられた。コブラツイスト、スリーパーで痛めつけられた。

だがSareeeは場外戦で橋本にダイビングフットスタンプを見舞い、鬼の形相でイスをたたきつけるなど流れを取り戻した。

リングに戻ると、互いに1歩も引かない攻防が続いた。Sareeeはパワーボムで投げられそうになるとヘッドバットの連発で逃れ、気持ちのこもったエルボーを橋本にたたき込んだ。最後はSareeeが連続して投げ技を繰り出し、変形裏投げでフォールを奪って決着をつけた。

試合後、Sareeeはマイクで橋本に向かって「アメリカにいる時からそうだったけど、悔しい時とか、もう諦めちゃおうかなって思うときとか、たくさんあったけど、いつもそんなとき、私の頭に思い浮かぶのはあんただよ。間違いなく。だからあんたがいてくれたから私は強くなれたと思うし、諦めないで、これからも頑張っていこうって思う。いつまでもそんな私の高い高い高い最強に強いライバルでいてください。今日は本当にありがとう」と感謝の言葉を述べた。

一方、橋本は昨年11月5日に行われたセンダイガールズの後楽園ホール大会にSareeeが出場した際には「お前はただのかわいい女子プロレスラーだ」と実力を認めていないような発言をしていた。

だがこの日、Sareeeから感謝の言葉を投げかけられると、橋本も涙声になりながら「おい、私もお前がいるから、頑張れてんだよ。ちょっと突き放そうと思ったけど、お前はしぶとくついてくるから、これからもよろしくな」とアンサーを返した。

Sareeeはその後のバックステージで「今日こうやってリベンジできて良かったと思います。これからももっともっと橋本千紘とも戦っていきたいし、新たな相手も探しにいきたいなと思ってます」と話し、今後、戦いたい相手としてWWEで試合が流れてしまっていたという里村明衣子や、ジュリア、岩谷麻優の名前を挙げた。

Sareeeは「私は橋本千紘みたいな本当に強い選手とやるのが、めちゃくちゃ自分が生きてるなっていうか、このリングで戦ってるなって。これが戦う魂なんじゃないかなと思います。こういう戦いが見ているお客さんの心を動かせると思うし、そんな心に響くような戦いをこれからもやっていきたい。それが信じる道なので」と力を込めた。