無敗の格闘家でプロボクシング東洋太平洋スーパーバンタム級6位の那須川天心(25=帝拳)と拳を交えるWBA、WBO世界バンタム級14位ルイス・ロブレス(25=メキシコ)が18日、都内のジムで練習を公開した。
23日にエディオンアリーナ大阪で那須川と54・8キロ契約体重8回戦で拳を交える。84歳を迎えたメキシコの名伯楽イグナシオ・ナチョ・ベリスタイン・トレーナーの秘蔵っ子となるロブレスは「(那須川は)グレートな選手だと思う。私もグレートな選手。優れた選手同士がグレートな試合ができる」と自信をのぞかせた。
身長165センチに対し、リーチ173センチと長く、堅いガードからのカウンターパンチで突破口を開くスタイルの持ち主。ナチョ・ベリスタイン・トレーナーが主宰するメキシコシティーのヒルベルト・ローマン・イ・ダニエル・サラゴサ・ジム(通称ロマンサジム)には6年前から入門。「今年の目標はナチョさんの指導を聞き、まじめに生活し、昼夜と練習に励むこと」と挙げる好青年。畑中清詞、辰吉丈一郎らに勝った元世界2階級制覇王者ダニエル・サラゴサ、計11度の防衛を誇る元WBC世界スーパーフライ級王者ヒルベルト・ローマン、元世界4階級制覇王者フアン・マヌエル・マルケスら過去29人の世界王者を育成したナチョ・ベリスタイン・トレーナーはロブレスを30人目の世界王者候補に挙げ「非常にテクニックのある選手」と認めた。
那須川の印象についてナチョ・ベリスタイン・トレーナーは「エクセレントなボクサーだと思う。少し心配なのは日本人サウスポーはとても強いので心配している」と警戒心を強める。しかしロブレスは「1週間に3回、サウスポーとスパーリングしてきた。トータルで60ラウンドをやってきた。8歳からボクシンをはじめ、何人かのサウスポーを相手にしてきた。経験は十分にある」と自信をのぞかせた。
日本でも知名度の高い那須川との対戦となるが、ロブレスは「那須川選手にたくさんの応援があることは大変、良いこと。その上でグレートな試合をする。リング上で練習の成果を見てもらう」とキッパリ。日本で大舞台に立つことを夢にしたきたとし「(ロマンサ)ジムの友人たちが日本で試合する動画を見てきた。現実になってモチベーションが高い」と気合を入れ直していた。