「狙いやすい急所は?」子供の質問に井上尚弥は…ドコモ未来フィールドで子供たちと触れ合い

「ドコモ未来フィールド」イベントに参加した子供とのミット打ちに取り組んだ井上尚弥(右)

プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(30)ら大橋ジム所属のトップ選手たちが10日、横浜市の所属先で子供たち20人を対象としたボクシング体験教室に参加した。井上とジムがスポンサー契約を結ぶNTTドコモ主催「ドコモ未来フィールド」と題したイベントで、全国約1400組の応募から選ばれた小学1~6年の子供たち20人(保護者20人)を前に練習内容を披露。参加者からの質問にも丁寧に対応した。

午前中にはIBF世界スーパーライト級12位平岡アンディ(27)、元K-1スーパーバンタム級王者で現WBO世界バンタム級9位の武居由樹(27)、日本フェザー級王者松本圭佑(24)、アマ10冠で日本ライト級6位の今永虎雅(24)がミット打ちやサンドバッグ打ちなどの基本的な練習メニューを公開。子供たちに基礎を教えた。

大橋秀行会長(58)、元世界3階級制覇王者八重樫東トレーナー(40)が保護者向けのトークイベントも実施。昼食も「勝負メシ体験」としてジムのビル2階にある飲食店「横浜 金谷」で選手たちが減量後に食べる“勝負メシ”体験も行われた。午後には井上がサンドバッグ打ち、八重樫トレーナーとのミット打ち、シャドーボクシングで軽快な動きをみせた。さらに子供1人1人と30秒間のミット打ちを担当した。

質問コーナーでは子供から「どうやって倒すのですか?」「どこを狙ったら倒れやすいですか?」「狙いやすい急所は?」などの鋭い質問が飛ぶと、選手たちは苦笑い。すかさず井上は「みんな、すごく倒したいのですね。今の質問で言うと、自分たちがプロボクサーとして急所を狙うとは言いますけれど、この(子供たちの)中でボクシングを経験している人は少ない。ボクシングで急所を狙うということ。ジムに来た時、練習している時の話です。絶対に学校とか、お友達とかに絶対にやらないように。先に伝えます」としっかりと説明していた。

イベント後、井上は「ボクシングを広げる、広めるという意味でもすごくいいことだと思うし、子供たちの何かのきっかけになればと思う。こういうイベントで子供たちと触れ合うのは新鮮な気持ちになるし、自分としても、これだけ子供たちのキラキラした目の中でミットを持つと、自分も頑張ろうと思える」と振り返っていた。