【ボクシング】「水戸黄門」格さん役伊吹吾郎の孫・遼平が4回TKO負け 再起戦飾れず

2回、吉野健二(左)と打ちあう伊吹遼平(撮影・野上伸悟)

<プロボクシング:ダイヤモンドグローブ>◇13日◇東京・後楽園ホール

ドラマ時代劇「水戸黄門」の格さん役などを演じた俳優伊吹吾郎の孫・遼平(28=三迫)が再起戦を飾れなかった。ミドル級4回戦で、吉野健二(23=角海老宝石)との拳を交え、4回2分42秒、TKO負けとなった。昨年9月、東日本新人王ミドル級準決勝で、元プロボクサーの俳優赤井英和の長男・英五郎(帝拳)との注目対決に3回TKOで敗れて以来のリングだったが、2連敗となった。

祖父・吾郎がリングサイドで見守る中、伊吹は2回に右フックで吉野の左目上を切り裂き、競り合いの展開に持ち込んだ。3回には激しい打ち合いを展開する中で徐々に後退。パンチの手数も減り、最終4回に左ボディーからの連打を浴びたところでレフェリストップ負けとなった。

再起戦を飾れなかった伊吹は「隙間を狙ってパンチを入れていくつもりでしたが…。相手がうまくホールドしてくるところを対処し切れなかった。ホールド(の反則)はレフェリー判断なので、どちらにしても自分の実力不足。練習でやってきたことが出せなかった」と悔しそうな表情を浮かべた。昨年に引き続き、今年も東日本新人王のミドル級にエントリー予定。新人王で再起を目指す。

 

◆伊吹遼平(いぶき・りょうへい)1995年(平7)10月25日、横浜市生まれ。中学2年からラグビーを始め、ポジションはFW全般、CTBなど。京都成章高ではチームが1、2年で花園出場。20年から三迫ジムでボクシングを開始。家族は両親と弟。身長178センチの右ボクサーファイター。血液型はA。