39歳の日本Sウエルター級王者出田裕一が15歳下の挑戦者小林柾貴に負傷判定勝ちでV2防衛

日本スーパーウェルター級タイトルマッチで王座を防衛した出田裕一。後方左からラウンドガールを務めた新唯、雪平莉左(撮影・野上伸悟)

<プロボクシング:ダイヤモンドグローブ>◇13日◇東京・後楽園ホール

日本スーパーウエルター級タイトルマッチ10回戦が行われ、同級王者出田(いでた)裕一(39=三迫)が2度目の防衛に成功した。

挑戦者の同級1位小林柾貴(24=角海老宝石)の挑戦を受け、7回1分47秒、2-1の負傷判定勝利を挙げた。5回終了時の公開採点では1-2とポイント差で負けていたものの、6、7回と猛攻を仕掛けた。5回に起きた偶然のバッティングによる小林の右目上内出血の腫れを理由にレフェリーが試合をストップした。

何とかベルトを守った出田は「素直に安堵(あんど)しています。自分では前回の試合に比べてやろうと思ったことができなかった。勝ちましたが、反省点ばかり」と口にしたが、日本王者が最強挑戦者を迎えうつチャンピオンカーニバルを制したことは大きい。

今年10月に40歳を迎えるが「すべて出し切って勝つがテーマだった。僕ができる限りは勝って応援してくれる方に力を届けたい。ふがいない試合でしたが、みなさんの応援で勝てました」と日本王座ベルトを右肩にかけてほっとした表情を浮かべていた。【藤中栄二】