全日本プロレスは14日、都内で3冠ヘビー級王座戦(20日後楽園大会)に向けた記者会見を実施。王者・中嶋勝彦(35)と、右肩脱臼で欠場となった斉藤レイに代わって挑戦することになった双子の兄斉藤ジュン(37)が出席した。
中嶋は、最近トレードマークとなっていた「闘魂スタイル」という言葉の使用について、故アントニオ猪木氏の肖像権を管理する猪木元気工場(IGF)の関係者から警告を受けている。会見でも「オレの封印されたスタイル…手足を縛られて戦えと言われているようなものだから」と苦悩する様子もみせたが、「でもそれでもオレはジュンのすべてを受け止める」と、正々堂々とジュンの挑戦をはね返す意気込みを示した。
今回の4度目の防衛戦にあたり、なぜか最初から斉藤ブラザーズに対して優しかった。この日の会見冒頭には「まずはレイ、しっかり治療に専念して、体をしっかり戻してこい。オレは待ってるよ」と呼びかけた。
さらに対戦するジュンについても「認めている」と明言し「見ての通り、体のサイズもパワーもジュンの方があるよ。タッグで斉藤ブラザーズと試合をしてきたけど、本当にでっかいスタイルでまさに『王道スタイル』だよね。いや『DOOMスタイル』というべきか」などと話した。
極めつけはいでたちだ。「正装だよ」としか話さないが、米国国旗をあしらったネクタイに、左腕に米国国旗のワッペンがついたMA-1ジャケットを羽織り、さながら映画「トップガン」のよう。
SNSには氷風呂に入ってアイシングするシーンの動画をアップしたが、その時も米国国旗柄の水着を着用していた。米国にもルーツを持つ斉藤ブラザーズに敬意を表しているのか。王者の心の中はまったく読めないが、後楽園ホールのリングの上で、それらの疑問に対する答えが見られるのか、注目だ。