田中恒成との王座決定戦控えるバカセグア「大きな心、スピリッツで上回っている」公開トレで気合

ファイティングポーズするバカセグア(撮影・中島郁夫)

プロボクシングWBO世界スーパーフライ級2位クリスチャン・バカセグア(26=メキシコ)が15日、東京・新宿区の帝拳ジムで練習を公開した。24日、東京・両国国技館で同級1位の元世界3階級制覇王者田中恒成(28=畑中)との同級王座決定戦を控え、陣営5人で14日に日本入り。アルベルト・ベガ・チーフトレーナーとのミット打ちをはじめ、シャドーボクシング、サンドバッグ打ちなどを披露し「私がベルトを持って帰る」と気合を入れた。

アマ94勝6敗、プロ22勝(9KO)4敗2分けの戦績で、バカセグアは1度もダウン経験がないというタフなボクサー。左ボディーを得意とする身長163センチの右ボクサーファーターとなる。ベルトを争う田中は史上最速となる21戦目での世界4階級制覇を狙っているが、バカセグアは「私の方が大きな心、大きなスピリッツで上回っている。非常に好戦的な試合になるだろう。私は戦いを仕掛ける。全力で力を出さなければならないと思う」と不敵な笑みを浮かべた。

指導するアルベルト・ベガ・トレーナーは「ファーストクラスのコンディション。彼は非常に好戦的でガガンガンいくところが優れている」と太鼓判を押した。試合まで約2週間前で体重も残り2キロまで絞ってきたというバカセグアは「時差も問題ない。日本の気候はとてもいいね」と満足顔。夫人と3人の子供たちに見送られてメキシコからやってきたとし「私を支えてくれる人には感謝しかない。涙を浮かべて幸運をと送り出してくれた。必ず勝たないといけない。モチベーションは上がっている」と手応えを示した。