元日本2階級王者・坂晃典が東洋太平洋スーパーフェザー級王座獲得 鯉渕健を5回TKO撃破

東洋太平洋スーパーフェザー級王座決定戦を制し、新王者となった坂晃典

<プロボクシング:LifeTimeBoxingFights19大会>◇16日◇東京・後楽園ホール

東洋太平洋スーパーフェザー級王座決定12回戦で、同級5位坂晃典(32=仲里)が新王者となった。同級6位鯉渕健(27=横浜光)と同王座を懸けて激突。5回0分44秒、レフェリーストップによるTKO勝利を収めた。自らの拳で切り裂いた鯉渕の左目上のカットを狙うように次々と右ストレートを打ち抜いた坂は「力ずくですね。僕に期待して頂いた方の期待通りの試合ができたと思う。坂はこういうボクサーでこういう試合をやると思われる。ある意味、期待通り」と振り返った。

ガードをしながら強烈な右フックを打ち込む鯉渕の突進力に対し、坂はテンポ良い左を軸に攻撃。2回には偶然のバッティングで両者ともにカット。流血しながらの攻防となると、3回には右アッパーで相手の左目上を切り裂いた。相手の右強打を浴びて後退するが、4回以降も冷静に右ストレートを軸に攻め続けると、出血の激しい鯉渕の左目上のカットが5回途中、ドクターチェックで試合続行不能と判断されて試合終了となった。

これまで日本フェザー級王座、日本スーパーフェザー級王座を獲得してきた坂にとって初めてのアジア王座獲得。昨年大みそかに設定された東洋太平洋同級王座決定戦は対戦相手の木村吉光(志成)による体調不良で試合中止に。対戦相手が鯉渕に変更されて組まれた同王座挑戦で、ついにベルトを手にした。

ただ試合後には内容に納得いっていない様子。坂は「万全の態勢に臨めてこれか…と。今後、どうするか考えないといけない(内容)」と反省することも忘れなかった。