「超人」パワーで復活を遂げる。ボクシングの元2階級制覇王者でIBF世界フェザー級5位の亀田和毅(32=TMK)が親交のある日本ハム、オリックス、阪神で活躍した元プロ野球選手の糸井嘉男氏(42)と交流した。
ABEMA格闘チャンネルのYouTube企画で2人がドライブ旅。負ければ引退を公言したIBF同級2位レラト・ドラミニ(29=南アフリカ)との再戦(3月31日、名古屋国際会議場=フェザー級ノンタイトル12回戦)に向け「聞きづらいことを聞いてみた」をテーマに、亀田家に対する否定的な意見などに踏み込んだ。この模様の動画は10日午後6時に公開予定。
和毅と糸井氏のつながりは約10年前、とあるサウナで偶然の出会いという。「行きつけのサウナに行ったら、いかつい連中とおったのが和毅選手。それから何度か会うことがあり、ごはんも行くようになった」と、当時オリックスに在籍していた糸井氏は言う。
糸井氏は球界における「3150」信者の1人。「ギータ」ことソフトバンク柳田悠岐外野手らで知られるが、糸井氏は「自分は亀田家が大好き。(和毅の父)史郎さんはカリスマやから」と“3150ポーズ”を決める。
まだ、会場での観戦はないが、知り合ってから和毅の試合はすべてチェックしてきたという。引退をも公言し、退路を断った今回の決意に感銘を受けた。「アスリートをやっているうちに引退をかけて(試合を)やると口にしたのは相当な覚悟。勝つ自信しかないことが伝わった」と言う。
「(糸井氏は)カリスマですから。超人ですよ」という和毅も、糸井氏のエールに「そりゃ気合入りますよ」と高揚した。「メキシコに行く前はめちゃ野球好きやったんですよ」と意外な野球カードを集める趣味を明かし、「めちゃくちゃ(カード数は)ありますよ」と言うコレクションの中に糸井氏もあるという。
3・31の試合に糸井氏は招待しない。和毅は「ここではないですよ。糸井さんに来てもらうのは世界戦しかない。一緒に入場してもらう約束をしてますから」。和毅がボクサー人生をかける戦いに、「超人」糸井氏の力強い後押しを受けて臨む。【実藤健一】