【ボクシング】日本ミニマム級王者高田勇仁「世界に行きたい」3度目防衛成功

3度目の防衛に成功した日本ミニマム級王者高田勇仁(左から3番目)

<プロボクシング:日本ミニマム級タイトルマッチ10回戦>◇8日◇東京・後楽園ホール

日本ミニマム級王者高田勇仁(25=ライオンズ)が3度目防衛に成功した。同級1位伊佐春輔(25=川崎新田)の挑戦を受け、3-0(96-92×2、97-91)の判定勝利を収めた。6回には右ストレートでダウンを奪うなど試合の主導権を握り、最終10回には伊佐の右ストレートでダウンを許したものの、最後まで打ち合いで競り勝った。

19年2月の判定勝利を皮切りに、21年8月には判定負け、22年7月には1回TKO勝ちと過去3度対決。今回は初めてタイトルが懸かった4度目対決だった。伊佐戦は3勝1敗となった高田は「やりずらさはあった。お互いにやり方も分かっていた。最後のダウンをも悔しかった。伊佐選手のガムシャラがすごく、練習してきたことも分かった。前回とは気持ちも全然違った」と安堵(あんど)の表情。メインイベントを締めくくり「自分の責任として倒して盛り上げようと思い、力が入ってしまった」と苦笑した。

現在、ミニマム級ではWBA4位を筆頭にIBF15位、WBC15位と世界ランキングに名を連ねる。高田は「自覚を持っている。世界へ行きたいと思っている」と強調。WBOアジア・パシフィック同級王者小林豪己(25=真正)との王座統一戦を始め、WBC世界同級王者重岡優大(26=ワタナベ)への挑戦などを希望していた。