総合格闘家・鈴木嵐士プロ初勝利!ラッシャー木村親戚が“桜咲かせた”

鈴木はプロ初勝利に喜び、金網の上でポーズ(提供写真)

<GRACHAN68>◇10日◇東京・大田区産業プラザ

総合格闘技の「GRACHAN68」が10日、東京・大田区産業プラザで開催された。フライ級では、故・ラッシャー木村さんの親戚で、札幌大谷高サッカー部出身の鈴木嵐士(25=JAPAN TOP TEAM)が、2回1分37秒TKOで上田麟(MCD)を下し、プロ初勝利を手にした。

鈴木は1回からサッカー仕込みの鋭いキックとグラップリング(組み技)で上田を攻め込んだ。ラストは、朝倉未来(31)直伝の三日月蹴りを左足で決めて相手のレバーにダメージを与えると、直後に顔面にひざ蹴り連打。倒れた相手をさらにパウンドで追い込み、初白星をつかんだ。

プロデビュー戦で敗れ、10カ月後の2戦目でチャンスをつかんだ。昨年末からレスリングの名門・拓大に通い、年下のグレコローマン学生王者・萩原大和(22)にグラップリングを学び、自分のものにした。3週間前にはトレーニング中に左足を痛めた。「しばらく歩けないほど痛かった。ここという場面だけしか左足は使えないと思っていた」と鈴木。「背水」と臨んだ試合を勝ちきった。

この日は、髪とパンツを桃色にして試合に臨んだ。「桜の季節に、(勝利の)桜を咲かせ、ようやくスタートラインに立てた。フライ級のトップを目指して、もっと強くなります」と、力強く誓った。