アマ12冠ボクサー荒本一成が帝拳ジムからプロ転向発表 ミドル級で世界狙う

帝拳ジムからプロ転向することが発表されたアマ12冠ボクサー荒本一成

史上初の高校8冠を含むアマ12冠を達成した荒本一成(24)が帝拳ジムからプロ転向すると12日、発表された。今月19日にプロテスト(B級)を受験し、6月にはプロデビューを予定している。同日、東京ドームホテルで開催されたプロボクシング興行「WHO,S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」の24年度の取り組みに関する発表会見に出席した荒本は「帝拳ジムよりプロデビューすることが決まり、いよいよ新たなスタート。アマとは違うプロの世界なので気を引き締めて、また頑張らないといけない」と決意を示した。

王寺工高時代、ウエルター級で15~17年に総体、国体を3連覇、15、16年の選抜を連覇。同じ高校で同学年だったライト級の今永虎雅(大橋)とともに史上初となる高校8冠を達成したていた。日大進学後も国体連覇、全日本選手権などを制覇し、20年東京、24年パリ・オリンピック(五輪)出場を狙っていた。しかし東京大会は両膝半月板損傷手術で断念。パリ大会は昨年の全日本選手権で敗退して出場の道が断たれた。

荒本は「幼いころが五輪よりもプロのベルトで挑戦したいなという気持ちが強くなった。世界に行くならこのジムしかない。大学1年の時から練習でもお世話になり、大きな歴史あるジムならやるならこのジムと思っていた」と名門ジム入りの経緯を明かした。

プロではミドル級を主戦場とする意向を持つ。12年ロンドン五輪同級金メダリストで元WBA世界同級スーパー王者村田諒太氏が所属したジムとなる。荒本は「ミドル級は歴史ある階級。ジムの先輩となる村田さんらがすごい結果を残してきた素晴らしい階級。少しこだわって勝負していきたいなという気持ちが強くなりました。ミドル級でやっていこうと思っています」と決意を示した。