【ボクシング】但馬ミツロ「外国の選手はレベルが1段階違う」豪州からパートナー呼び実戦練習

日本ヘビー級王者の但馬ミツロ(右)はスパーリングパートナーのヴシウツとポーズ(撮影・実藤健一)

ボクシングのWBC世界ブリッジャー級21位で日本ヘビー級王者の但馬ミツロ(29=KWORLD3)が13日、大阪市内の所属ジムで練習を公開した。

但馬は31日に名古屋国際会議場でブリッジャー級のリミットと同じ契約101・6キロの8回戦で、同27位で4つの地域タイトルを獲得したアレクサンドル・ジュル(38=ルーマニア)と対戦する。

「自分のキャリアの中で最も必要なのが対人練習」という但馬の熱望に応えた今回、オーストラリアから7勝(6KO)1敗の実力者、トエセ・ヴシウツ(33)をスパーリングパートナーとして呼んだ。1日からスタートし、この日の4ラウンドを含めてすでに30ラウンド超を重ねた。

「現段階ではすべてがプラスでしかない。成長していけるんだなと感じる」。日本の重量級ボクサーにとって、最大の難題は練習相手がいないこと。ヴシウツは1カ月近い滞在で、実戦練習を重ねている。「外国の選手はやはりレベルが1段階違う。新しい気づきばかりですね」と日々、刺激を受けている。

3150FIGHTを手がける亀田興毅ファウンダー(37)は但馬の世界挑戦について「この試合次第。簡単に突破すれば年内も可能性ありますね」とテストマッチに位置づけた。但馬は「世界ランカーとして堂々たるプレーを。お客さんに応援してもらえるような試合をしたい」と言った。

昨年の同時期に127キロあった体重も109キロ台まで落とした。「公式計量をクリアすれば、1年で26キロ落としたことになる。変化のある数字。自分のパフォーマンスの変化も楽しみにしてほしい」。

WBC世界同級王者ルカシュ・ロザンスキー(ポーランド)陣営とはすでに接触し、世界挑戦への下地はできている。最終目標は世界ヘビー級王者だが、まずは日本選手最重量の世界王者へ、キャリアを重ねる。【実藤健一】