新潟プロレスの新人、渡辺大登がデビュー「見てくれた人に元気を持ってもらえるように」

新潟市黒埼市民会館大会でデビューする渡辺

新潟プロレスの新人、渡辺大登(やまと、18)が「新潟市黒埼市民会館大会」(16日、黒埼市民会館)でデビューする。同団体では1月の齊藤陽輝(27)に続くルーキーのお披露目だ。第2試合のタッグマッチで木高イサミ(42=BASARA)と組み、中津良太(33=BASARA)・齊藤陽輝組と対戦する。

渡辺は1日に新発田農の卒業式を終えたばかり。社会人としての第1歩がデビュー戦だ。対戦ペアの齊藤は同期入門で競い合ってきた間柄。「だからこそ勝ちたい」とライバル視してリングに立つ。当日は新発田農の同級生や教員らが観戦に訪れる。「同級生は初めてプロレスを見ると思う。面白いと思ってもらえたら」。インパクトを残して、自分のファンにする心づもりだ。

新発田農入学と同時期に新潟プロレスのプロ志望クラスに所属。22年1月にオーディションを経て正式に練習生になった。高校の部活は陸上部。入部当初は短距離専門だったが、2年生の夏からはやり投げに取り組んだ。部活が終わると道場に通ってプロレスのトレーニングをする日々を3年間通した。その過程で体形が筋肉質に変化。やり投げ転向は筋力を生かすためでもあった。「得意技はドロップキック」と、体のバネも陸上と並行の生活で磨かれた。

4月からは企業に勤務しながらプロレスに励む。「見てくれた人に元気を持ってもらえるように」とプロ意識を持ってデビュー戦に臨む。【斎藤慎一郎】

◆渡辺大登(わたなべ・やまと)2006年(平18)3月15日生まれ、新発田市出身。加治川中では野球部、新発田農では陸上部に所属。短距離とやり投げに取り組んだ。21年4月に新潟プロレスに入門し、22年1月のオーディションに合格。憧れのレスラーは鈴木みのる。162センチ、67キロ。

◎…同期対決でテンションが上がっているのは齊藤も同じだ。1月20日のデビュー戦のシングルマッチは、今回、渡辺とペアを組む木高にギブアップで敗北。プロの洗礼を浴びた。「木高さんにリベンジしたい」。もちろん渡辺への対抗心も隠さない。「大登とは一緒に汗を流してきたけど、先にデビューしたからには負けられない」と表情を引き締めた。