【新日本】IWGP世界ヘビー前哨戦で辻陽太組が内藤哲也組に勝利「俺はなりたい自分になる!」

リング上で内藤哲也に話しかける辻陽太(右)(写真提供・新日本プロレス)

<新日本プロレス:後楽園大会>◇3日◇東京・後楽園ホール

6日に両国国技館でIWGP世界ヘビー級王座戦を戦う、王者・内藤哲也(41)と挑戦者・辻陽太(30)が前哨戦のタッグマッチに登場した。

内藤は高橋ヒロムと、辻はBUSHIとそれぞれタッグを組んで対戦。全員がロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)という一戦は18分32秒、BUSHIが高橋をブシロールで抑え込んで勝利した。

試合後、マイクを握った辻は「今日はBUSHIさんのおかげで勝利することができました。ありがとうございます」とパートナーに感謝してから「でもさ、内藤哲也、2年8カ月ぶりの辻陽太とのプロレスを楽しんでいただけましたか? 8年前、俺はテレビの前で、ベルトを投げる内藤哲也の姿に奮起した。それから時はたって、ヤングライオンになり、ここ後楽園ホールで戦った。でもそのときは、歯が立たなかった」と過去を振り返った。

辻は続けて「ただ、今は違う。目標は達成するためにあり、憧れは超えるためにある。これは内藤哲也との戦いでもあり、過去の俺との戦いでもある。なあ内藤さん、過去と戦って何が悪いんだ。俺はなりたい自分になる。内藤哲也、覚悟はいいんだろ? 両国で笑うのはこの俺だ!」と叫んだ。

09年11月8日の両国国技館。当時IWGPヘビー級王者だった中邑真輔は、挑戦者・棚橋弘至と戦い、勝利した。その時、リング上で「過去と闘って何が悪い! 昔を超えようとして何が悪い! 未来は俺が作る。生きたいように生きる。なりたい自分になる。それが、プロレスラーだろ」という言葉を残した。辻のマイクパフォーマンスには中邑へのオマージュが含まれていた。【千葉修宏】