プロボクシング日本フライ級王者飯村樹輝弥(26=角海老宝石)が今夏誕生予定の第1子のため、ベルト死守を誓った。6日、東京・後楽園ホールで同級1位井上夕雅(24=真正)との2度目防衛戦を控え、5日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨み、リミット(50・8キロ)よりも200グラム少ない50・6キロでクリア。対する井上はリミットでパスした。
昨年7月に結婚した元アマボクサーの真成美夫人が現在、妊娠6カ月。今夏には父親となる飯村は「子供生まれるので、そのパワーが乗っている」と気合を入れ直した。前日計量には身重の真成美夫人も姿をみせ、試合当日のセコンドからは外れるもののバンデージも巻くなどサポートしてくれるという。飯村は「奥さん本人ができるギリギリまで支えてくれるというので、一心同体ですね。それを断ることもないし、自分もわがまま言う場面もあるけれど、それも本人の充実感あるみたいで。勝って恩返ししたい」と強調した。
昨年12月、挑戦者の井上が臨んだ日本同級最強挑戦者決定戦も視察。飯村は「どれだけお互いがベスト尽くせるか。やってきたことをぶつけるだけ。明日のリングは(井上より)動きも違うと思う。自分は向上心しかない。世界を見据え、1戦必勝で明日は絶対に勝つ」と王者らしい風格を漂わせた。
一方、22年9月にWBOアジア・パシフィック同級王座決定戦で負けて以来、2度目のタイトル挑戦となる井上は「コンディションは最高。明日は打ち合いでも中間距離でも(戦い方は)相手の出方次第。せっかく東京に出てきているので勝ってパーティーがしたい」と気持ちを高揚させていた。