38歳WBOアジアP王者中川健太「負ける訳にはいかない」節目30戦目勝利誓う

WBOアジア・パシフィック・スーパーフライ級タイトル戦の計量をパスした同級王者中川健太(左)と挑戦者の同級3位大橋哲朗

プロボクシングWBOアジア・パシフィック・スーパーフライ級王者・中川健太(38=三迫)が世界ランカーとしての意地をみせる。6日、東京・後楽園ホールで開催されるWHO,S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXTのセミファイナルに登場。同級3位の大橋哲朗(25=真正)と2度目防衛戦がプロ30戦目となる。5日、東京・文京区の日本ボクシングコミッションで行われた前日計量では、両者ともにリミットでクリアした。

20年12月の福永亮次戦以来となるサウスポー対決となるものの「サウスポーとの対戦のコツをつかみました。練習通りにやれればと思う」と静かに燃えた。現在、世界ランキングでもWBC、WBOで2位、WBAでも4位に入っている。いつ世界挑戦のチャンスが到来してもおかしくない立場にある。計100ラウンドのスパーリングを消化し、約9カ月ぶりのリングに向かう中川は「いよいよ負ける訳にはいかない。試合でアピールするのも必要。気負わずにいきたい。普通に防衛したい」と平常心を貫いた。

一方、挑戦者の大橋は約3年前に切磋琢磨(せっさたくま)した大先輩との対決に燃える。21年夏にフィリピン合宿で対面し、一緒に実戦練習を積んでいる間柄だ。同じ階級でもあり、中川から「いつか戦うかもしれない」と言われていたという。大橋は「(中川は)1発で倒せますし、強敵を倒して日本王座を3度獲得している。今はアジアの王者で世界ランクにはいる。場数を踏んできた大先輩、敬意を表して戦う」と口調を強めていた。