プロボクシングWBA世界バンタム級王者井上拓真(28=大橋)が兄尚弥に続く同級での4団体統一に向けてV2防衛成功を誓った。6日、東京ドームで同級1位石田匠(32=井岡)との2度目の防衛戦を控え、4日には横浜市内のホテルで両者そろって会見に臨んだ。横に座った挑戦者を横目に井上拓は「(石田の)コンディションが良さそう。当日はバチバチの試合になると思う」と言葉に力を込めた。
19年11月以来、約4年6カ月ぶりとなる4団体統一スーパーバンタム級王者の兄尚弥(31=大橋)との兄弟同時防衛戦となる。前回は自らが判定負けを喫し、実現できなかった兄弟防衛成功。井上拓は「コンディションも体重も良い感じに来ている。過去一の仕上がり。あさってが楽しみ」と自信の笑み。その上で「感動をあたえられる試合内容に。統一戦に向けて必ず勝ちたい」と意気込んだ。
尚弥がバンタム級で4団体を統一した後、WBA同級王座を獲得。兄に続き、同級で4団体統一を掲げているだけに、意気込みが違う。「久びさの日本人対決で自分も盛り上がっている。(日本人世界王者の多く)盛り上がっているバンタム級で1番強いのは井上拓真だと見せたい」とキッパリと言い切っていた。【藤中栄二】