5月11、12日の2日間、代々木公園で「タイフェスティバル東京」が開催され、今年1月の「ONE165」(有明アリーナ)で武尊と死闘を演じ、判定勝ちしたONEフライ級キックボクシング世界王者スーパーレック・キアトモー9(28=タイ)が出演。集まった大観衆の前でムエタイの魅力を存分に披露した。
初日の11日には、ワイクルー(師への感謝を示す試合前の踊り)演舞からスタートし、ミット打ちではその強烈な打撃をファンに披露。さらに華々しいムエボーラン(ムエタイが競技化する前の素手素足を主とする戦闘技法)も見せ、会場を沸かせた。
最後にはタイ在住の日泰ハーフ人気YouTuber「TJチャンネル」からTJさん、ONEストロー級MMAで活躍する山北渓人など4人がステージに上がり、スーパーレックと「10秒間の高速キックチャレンジ」でキックの回数を競った。さすがの世界チャンピオンは26回のキックでその高いレベルを見せつけた。
最終日の12日は、アマチュアファイターの小中高生11人が参加。スーパーレックのミット打ちを間近で見学し、憧れのスーパースターの姿に目を輝かせた。その後は、スーパーレックから直々に指導を受けるミニ・ムエタイセミナーを開催。シャドーから始まり、その後はスーパーレック自らがミットを持ち未来のスター達に直接指導した。
そして最後には再び「10秒の高速キックチャレンジ」を行い、スーパーレックは前日を越す30回で会場も大盛り上がり。チャレンジャーの中学生は20回と大健闘だった。
両日ともイベント前後には多くのファンの方々と交流を重ね、サインや写真撮影などで集まったファンも大喜びの様子。イベントを終えタイに帰国する前のスーパーレックは「タイフェスティバルに呼んでいただき、この機会をとても楽しみにしていました。フェスティバルに集まったお客さんの人数が多く、少し圧倒されましたがとても楽しかったです! 時間があったのでフェスティバルの会場を歩いて回りましたが、とても印象的でした。僕のことを知ってくれている人が増えたような気がします。声をかけてくれたファンの多さにはとても驚きました。いつもは試合で日本に来ていたので、こういった時間はなく、今回はファンの皆様に直接会えて、本当に幸せでした。僕を温かく迎えてくれた日本のファンの皆さん、アリガトウ!」と感謝の気持ちでいっぱいの様子だった。
スーパーレックは、タイフェスティバルの出演以外にも、J1リーグ公式戦「川崎フロンターレVS北海道コンサドーレ札幌」の試合を観戦。試合後には同じくタイ出身であるJリーガー、札幌スパチョークと面会し、次は札幌のホームゲームを観戦すると約束した。
またイベントの最後には、年内に再びONE日本大会が開催されるという告知もあった。