【RISE】戴冠後初試合の大崎孔稀「僕ら兄弟ならONEでも勝てる。ムエタイでもキックでも」

所属ジムでの公開練習の後、インタビューに答える大崎孔稀(RISE公式YouTubeチャンネルから)

立ち技打撃格闘技のRISE(ライズ)は19日に「RISE178」(後楽園ホール)を開催する。

同大会のセミファイナルに登場するのが、昨年12月の戴冠後、初の公式戦となるRISEバンタム級(-55キロ)王者・大崎孔稀(24=OISHI GYM)だ。

試合のなかった間に鍼灸(しんきゅう)師の国家試験に合格し、就職もしたRISEが誇る「大崎兄弟」の弟孔稀は、14日までに所属ジムでの練習(RISEスーパーフライ級王者の兄一貴とのマススパー)を公開した。

その後のインタビューで、RISE178で戦うサンベル・ババヤン(28=スペイン)について「身長が低くて、まあ外国人特有の体の強さがあって、こうバンチを振ってくるっていう印象なんですけど」と前置きした上で「僕のお兄ちゃんも同じようなタイプで、身長も全く同じ160センチなんで。対策っていうか、本当に戦い方がお兄ちゃんと似てる部分があって、普通にいつも通りの(兄との)練習が、それが対策になってるかなっていうのはあるんで、問題ないかなっていう感じですね」と笑顔をみせた。

孔稀は続けて「お兄ちゃん階級は下なんですけど、パンチ力はもう全然、上の階級と同じくらいのパワーがあるので。(自分は)そこに慣れてるんで、ババヤン選手がどんだけパワーあるか分からないですけど、予想を超えてくることはないんじゃないかなとは思います」と、兄との練習の効果について説明。ババヤン戦では「チャンピオンになって初戦なので、内容にこだわるというか、魅せる試合をしたいなっていうのがあります」と意気込んだ。

公開練習では、一貴がONEのグローブをつけてスパーを行った。RISEでは伊藤隆代表が今後どんどん同団体の選手をONEに参戦させていくと明言しており、孔稀も立ち技世界最高峰ONEの舞台で王座を目指して戦いたい気持ちを持っている。「僕たち大崎兄弟だったら勝てると思うし、倒せると思うんで。僕たちムエタイあがりだし、キックボクシングはもちろんRISEでやってるんで。どっちのルールでもいいんでやらせてほしい」と熱望した。

くしくも14日にはONEストロー級ムエタイ世界王者プラジャンチャイ・PK・センチャイ(29=タイ)が、空位のONEストロー級キックボクシング世界王座をかけて、元同級王者ジョナサン・ディベラ(27=イタリア/カナダ)と6月28日に戦うことが発表された。この2人こそ孔稀が照準を合わせる強豪たちだ。

ライバル団体K-1では、7月7日の「K-1ワールドMAX」で-55キロ世界最強決定トーナメントが始まる。孔稀は「メンバーを見てもいつも通りというか、K-1内でやってるなっていう。外国人も良く分からない選手ばっかりなんで、それで世界最強っていうのはどうなのかなとは思いますけど」とネーミングに首をかしげた上で「でも僕がベルトを守り続けていれば(K-1の王者が)来るタイミングがあると思うんで。その時にしっかり結果を出せばいいと思う」と、今後K-1王者と対戦し、倒すことにも自信を見せていた。【千葉修宏】