<プロボクシング:フェニックスバトル116大会>◇16日◇東京・後楽園ホール
WBOアジア・パシフィック・ウエルター級王者佐々木尽(22=八王子中屋)が負傷からの復帰戦をTKO撃破で飾り、アジアのベルト2本を手にした。同級1位ジョー・ノイナイ(28=フィリピン)との3度目防衛戦、空位の東洋太平洋同級王座決定戦も兼ねたファイトに臨み、5回43秒、レフェリーストップによるTKO勝利を挙げた。
昨年7月、星大翔(角海老宝石)に11回TKO勝ちした後に左肩腱板(けんばん)断裂の手術を受けた佐々木にとって約10カ月ぶりの復帰リングだった。初回からエンジン全開の佐々木は強烈な左フック、右オーバーハンドで攻め込み、左アッパーや連打で応戦したノイナイを圧倒。最後は左フック、右フックと次々と連打を浴びせてキャンバスに沈めた。
これで東洋太平洋王座、WBOアジア・パシフィック王座の2本ベルトを両肩に巻いた佐々木は「びっくりするぐらい緊張というかかたかった。勝ったことにホッとして。これで良かった。倒すことしか考えていなかった。それまであんまり面白くない試合でした」と照れ笑いを浮かべた。
現在、WBO世界ウエルター級4位を筆頭に世界主要4団体の世界ランキングにすべて入っている。佐々木は「自分の実力はこれではない。もっとレベルが高いし、勘違いしないでほしい。待ってろ、世界!!」と絶叫していた。