WBCヘビー級王者フューリーが過激な暴言と悪態 ウシクと4団体王座統一戦は大荒れ模様

3団体統一ヘビー級王者オレクサンドル・ウシク(右)とにらみ合うWBC世界同級王者タイソン・フューリー(トップランク公式インスタグラムから)

プロボクシングWBC世界同級王者タイソン・フューリー(35=英国)が注目となる同級の4団体王座統一戦を前に暴れ、過激な暴言を吐いて騒がせた。

18日(日本時間19日早朝)、サウジアラビア・リヤドで3団体(WBAスーパー、IBF、WBO)統一ヘビー級王者オレクサンドル・ウシク(36=ウクライナ)との4団体王座統一戦に臨む。17日(同18日)には同地で前日計量に臨み、233ポンド(約105・69キロ)でクリアしたウシクに対し、フューリーは262ポンド(約118・84キロ)でパスした。

計量クリア後、身長206センチのフューリーは、同191センチのウシクとフェースオフ(にらみ合い)を始めると体格差を生かして額をぶつけ、そのまま押し合った。数秒間のにらみ合い後、フューリーがウシクを突き飛ばし、警備員ら関係者が制止する事態となった。

騒然となった雰囲気のまま、フューリーは「俺はお前の心臓を狙いにきている」とウシクに警告。そのまま“口撃”は止まらず「ロックンロールな花火を打ち上げる準備はできている」「このクソ野郎をたたきのめす」「俺はヤツの心臓を求めている。ヤツのベルトもクソ、ヤツのチームもクソだ、クソども」と暴言を連発。完全にキレていた。

ウシクとの4団体王座統一戦は当初2月17日に組まれていたものの、フューリーがスパーリング中に10針を縫うほどの右目上裂傷を負い、5月19日にスライドされた。昨年10月には元UFC同級王者フランシス・ガヌー(カメルーン)とのボクシングマッチでダウンを喫する苦戦を強いられ、批判も浴びていた。