【東京女子】アジア2冠王者上福ゆき、初来日のライバル退けベルト死守 新たな野望も明かす

東京女子プロレス 2冠を死守した上福ゆき(東京女子プロレス提供)

<東京女子プロレス~TJPW LIVE TOUR 2024 SPRING>◇18日◇新木場1stRING

アジア2冠クイーンの上福ゆきが意地のタイトル防衛に成功した。上福は昨年11月にシンガポールのプロレス団体「SPW」でアレクシス・リーを破って、第5代クイーン・オブ・アジア王座を初戴冠。今年5月にはベトナムのプロレス団体「VPW」で同じくアレクシスを撃破し、初代VPW認定女子王者に輝いた。今回2度も敗退しているアレクシスがダブルタイトルを狙って緊急来日したが、ライバルの挑戦を跳ねのけ、しっかりとベルトを守った。

初来日で気合十分のアレクシスにゴング前から襲撃され、場外戦でも鉄柱に痛めつけられるなどダーティーファイトの展開となったが慌てなかった。ショートレンジのフェイマサーも徹底的に封じられ、投げっ放しジャーマンで切り返された。その後も後頭部へのランニング・ダブルニーアタックをくらうなど、あわや3カウントのシーンもあったが、ダブルチョップで流れを変え、最後は正調のフェイマサーを決めて勝利を収めた。

強い使命感を持ってダブルタイトル戦に臨んだ。「普段そんなにベルト、ベルトとこだわらない私が防衛できたのは、アジアをもっと盛り上げたいという気持ちが強かった」。アレクシスについては「敗因は性格が優しすぎて萎縮しちゃったのかな。みんなに配っていたお土産が、おせんべいとかラーメンとか、日本で買えるようなものをチョイスしていたのが敗因」と上福節もさく裂した。

試合後、2冠王者として東京女子のアジア進出という野望をぶちまけた。「シンガポールのファンの人たちがWRESTLE UNVERSEを見ている人が多いと聞いた。東京女子がもっともっと進出したらいい」。今月上旬のベトナム遠征時には屋台で調理された動物の足を豪快に食べる様子をSNSにアップするなど、野性的な一面も披露した。ベルトの価値を高めるため、これからもアジアのライバルたちを食いつぶし、頂点に君臨し続ける。