【RISE】OFGコバヤシ決戦は愛理奈が愛三との死闘制し「女子格おもんないって言わせない!」

所属ジムの代表、原口健飛(右)、盟友・坂田実優(左)とともに笑顔をみせる小林愛理奈

<RISE178>◇19日◇東京・後楽園ホール

立ち技打撃格闘技RISE(ライズ)が後楽園ホールで開催した「RISE178」のメインイベントで、現RISEクイーン・ミニフライ級(-49キロ)王者・小林愛理奈(23=FASCINATE FIGHT TEAM)と、前RISEクイーン・フライ級(-52キロ)王者・小林愛三(28=NEXT LEVEL渋谷)がオープンフィンガーグローブマッチ(-50キロ契約3分3R)で対戦した。

男子顔負けの強打者同士の一戦に後楽園ホールのファンも大興奮。試合は1Rに愛理奈が強烈な左のボディーブローを突き刺してリズムをつかみ、2Rには右ストレートでダウンを奪った。

しかしそこから愛三が反撃。ラッシュを仕掛けた愛理奈に対し、1歩も引かずに打ち合いに応じると、タイミングの良い左のショートフックで愛理奈をぐらつかせる場面もあった。

最後まで全力で腕を振り続けた2人の勝負は判定となり、ダウンを奪った愛理奈が3-0で勝利した。愛理奈は試合後「愛三選手じゃなかったらこんなに盛り上がってないし、こんな熱い試合はできてません。本当に感謝してます。KOはできなかったんですけど、KOできなくてこんな満足できた試合は自分の中で初めてなんで、今日は褒めてください」と笑顔を見せた。

愛理奈はONEの女子アトム級キックボクシング世界王者ペッディージャーを最終的な目標にかかげ「今日のまんまやと、まだまだあかんなと思ったので、これからも練習を頑張ります」と意気込んだ。さらに「女子格(女子格闘技)おもんないって、言わせないんで。これからも期待しとってください」と笑顔を見せ、「次、52キロのテッサ選手(現RISEクイーン・フライ級王者テッサ・デ・コム)しばいたろかなと思ってるんで、注目して発表を待っといてください」と宣言した。 

一方の愛三は右目周辺を青黒く腫らしながらも「初のオープンフィンガー楽しかったです。悔しい気持ちはあるんですけど、愛理奈選手の当て方、テクニック、すごく勉強になりました」と気丈に答えた。愛三は「もう1度RISEのベルトを巻いて、世界に行きたいと思います」と話し、今後はまずRISEクイーン王座への返り咲きを目指していくと説明。愛理奈については「チャンスがあればまたやりたい。絶対やり返したいです」と誓った。

客席には愛理奈と仲が良いというK-1女子フライ級(-52キロ)王者SAHOも観戦に訪れていた。SAHOと対戦するつもりがあるかと聞かれた愛理奈は「全然やります。仲良くても、会場が盛り上がるなら自分は全然やります!」と話し、今後も「女子格」を盛り上げ、けん引していく意気込みを示した。【千葉修宏】