プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者田中恒成(28=畑中)が、あらためて4団体統一を目標に掲げた。7月20日、東京・両国国技館で同級12位ジョナタン・ロドリゲス(28=メキシコ)との初防衛戦に臨むことが5月31日、都内のホテルで発表された。
2月にクリスチャン・バカセグア(メキシコ)との王座決定戦を大差判定で制して世界最速で4階級制覇を達成したが、内容には満足しておらず「(王座を)取れたうれしさより、悔しさが残っている。今回はKOを意識して戦います」と初防衛戦はKO決着を意識していた。
20年12月にWBO世界同級王者の井岡一翔(志成)に挑戦して、8回TKO負けを喫した。現在、WBA同級王座を保持している井岡は、田中との再戦に「興味はない」と語っている。これに田中も「気持ちはもちろん分かります。当たり前の回答」。それでも「どういう道でもいいので4団体統一ができたら」と目標は揺らいでいない。
挑戦者は25勝(17KO)2敗1分けとKO率が高いが「これからスーパーフライ級でビッグマッチや統一戦がある。今回の試合で求められるのは勝ち方、試合内容。KOしようと思っていなくてもKOにつながる。そういう自信を持って臨める準備をしたい」。今回の試合をこれから始まる統一戦線の飛躍台にするつもりだ。【首藤正徳】