プロボクシングWBO世界フライ級1位加納陸(26=大成)が7月20日、東京・両国国技館で同級2位アンソニー・オラスクワガ(25=米国/帝拳)との同級王座決定戦に臨むと31日、発表された。18歳だった16年8月、高山勝成(仲里)とのWBO世界ミニマム級王座決定戦で6回負傷判定負けを喫して以来、約7年ぶり11カ月ぶり2度目の世界挑戦。同日、東京ドームホテルでカード発表会見に臨み「とにかく、やっと戻って来れたなというのが率直な感想。ここまで来れば、あっという間だったなというのが素直なところ」と平常心を貫いた。
王座を懸けて拳を交えるオラスクワガは昨年4月、WBAスーパー、WBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗(BMB)に対戦相手の体調不良で急きょ代役として挑戦。9回TKO負けながらも果敢に打ち合うファイトをみせた。同9月には世界挑戦経験者のジーメル・マグラモ(フィリピン)に7回TKO勝ちして再起に成功している。
加納は「本当に好戦的でパンチ力のある強い選手。楽しみな気持ちと次こそは必ず王座奪取するぞという熱い気持ちがある。この試合に対するモチベーションは負けていない。1回からガンガン攻めていきたいと思う」と意気込んだ。
今月上旬に走りこみ合宿を終え、今週からフィリピンから世界ランカー級のパートナーを招聘(しょうへい)し、本格的な実戦練習に入っているという。同じ興行ではWBA世界バンタム級7位那須川天心(帝拳)の世界ランカー対決、WBC世界同級王者中谷潤人(M・T)の初防衛戦、WBO世界スーパーフライ級王者田中恒成(畑中)の初防衛戦が並ぶプライムビデオ・プレゼンツ・ライブボクシング9大会にラインナップされた。
トリプル世界戦の1つとして組まれた大きなイベントでの2度目世界挑戦に、加納は「今回、このような大舞台で世界戦を戦わせてもらうにあたり、対戦相手のオラスクワガ選手も日本でかなり評価が高い選手だと思う。そんな選手に自分が勝利して世界王座を奪取します」と宣言していた。