英プロモート大手マッチルーム社のバックアップで開催される優勝総額100万ドル(約1億5500万円)のミドル級トーナメントに日本勢3選手が出場する。
7月15日、大阪・吹田市の大和アリーナで開催される同級トーナメント「プライズファイター」の国内向け発表会見が3日、都内で開催。日本、WBOアジア・パシフィック同級王者国本陸(27=六島)、前東洋太平洋同級王者竹迫司登(32=ワールドスポーツ)、日本同級4位可児栄樹(22=T&T)の3選手が参戦すると正式発表された。
1回戦は国本-可児戦、竹迫-マーク・ディキンソン(英国)戦、WBA世界同級12位キエロン・コンウェイ(28=英国)-WBOアジア・パシフィック同級3位アイニウェア・イリィアティ(31=中国)戦、アーロン。マンケンナ(アイルランド)-ジョバニー・エステラ(米国)戦が組まれた。すべて10回戦で行われ、計4試合で行われる。
1回戦は勝者に15万ドル(約2325万円)、敗者に7万5000ドル(約1163万円)、準決勝は勝者に25万ドル(約3875万円)
、敗者に12万5000ドル(約1938万円)、決勝は勝者に60万ドル(9300万円)、準Vに25万ドル(約3875万円)がそれぞれファイトマネーとして支給。その他、各大会ごとKOボーナス総額10万ドル(1550万円)も設定されており、優勝者には100万ドル以上の報酬が手に入る。
参戦が決まった竹迫は「この階級だと金額は大きくなるし、それに見合った試合をしたいとモチベーションを上げている。大手プロモーターのマッチルーム社の大会でもあるし、アピールしていきたい」と意気込みを示した。優勝すれば同社からのサポートも期待できるだけに「世界ランカーも出場している。しっかり自分をアピールできる場所。世界までの道筋を描いてもらえるのはありがたいこと。モチベーションが上がっている」と意気込みを示した。
同トーナメントは当初、3月31日、名古屋国際会議場で元世界3階級制覇王者亀田興毅氏(37)が手がける興行3150FIGHTで共同開催されると発表されていたが、3月に契約面で折り合いがつかずに共同開催は解消。1回戦4試合はあらためて別日、別会場で延期されることが決まっていた。また参戦が決まっていたIBF世界ミドル級12位のアナウエル・ヌガミセンゲ(28=フランス)の延期による出場困難を受け、代役として竹迫に白羽の矢が立った。なお国本-可児戦は3月31日に日本、WBOアジア・パシフィック同級王座戦として開催され、国本が6回TKO勝利。1度は決着がついたものの、主催側と両選手の意向を受け、王座を懸けずに当初の予定通りに対戦することが決まった。【藤中栄二】