<プロボクシング:WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT>◇6日◇東京・後楽園ホール
プロボクシングWBC、WBO世界ライトフライ級1位の岩田翔吉(28=帝拳)が4戦連続KO勝利で世界前哨戦を飾った。ダウン経験のない不敗(11戦全勝6KO)のフィリピン同級1位ジャジール・トリニダード(26)から3回に左アッパーで先制のダウンを奪い、6回に左フックで2度目のダウンを奪った後に連打をまとめて、1分10秒、レフェリーストップ勝ちした。
2回に左フックをカウンターで浴びて腰を落としてヒヤリとさせたが「効いていない。相手が打って体をあずけてきたので」。3回以降は「空振りさせてから攻撃を組み立てたいと思っていた」という岩田の想定通りの展開になった。「倒せると思ったパンチで倒せた。ダウン経験のない相手を倒せたことは収穫」と、手応えを感じていた。
22年11月に当時のWBO同級王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)に判定負けを喫したが、これで再起後4連続KO勝利。今年1月の再起3戦目では元IBF世界ミニマム級王者レネ・マーク・クアルト(フィリピン)に6回TKO勝ちしている。
6月にゴンサレスが王座を返上したため、岩田は王座決定戦の出場資格を持つ。「試合前から気持ちを冷静にもっていける。精神的に成長した」と、世界王座奪取も確信していた。【首藤正徳】