【ボクシング】WBA世界バンタム級2位堤聖也が4回TKO勝ち「組み立てという課題はできた」

堤聖也対ウィーラワット・ヌーレ 4回KO勝ちで写真に納まる堤(中央)、三橋くん(左)、上原沙弓理(撮影・滝沢徹郎)

<プロボクシング:56・0キロ契約ノンタイトル10回戦>◇7日◇東京・両国国技館

WBA世界バンタム級2位・堤聖也(28=角海老宝石)がウィーラワット・ヌーレ(22=タイ)に4回TKO勝ちした。

立ち上がりは慎重だったが、3回2分30秒に左ボディーでダウンを奪う。さらに立ち上がったところに連打で2度目のダウンを奪うが、相手がゴングに救われた。

4回も30秒に左ボディーでダウンを奪った。フィニッシュも左右ボディーの連打。4度目のダウンでレフェリーが試合を止めた。1分13秒、TKO勝利となった。

「ひと安心ですね。とりあえず勝てて、組み立てという課題はできたかなと思う。(先に向けて)僕自身、高い点数はあげられない。反省するところはある。僕はもっと強い。挑戦するなら強い姿を見せたい。(世界王者は)みんな日本人じゃないですか。負けてる感があるので、全部(ベルトを)ほしいと思います」

前日本同級王者でWBA2位だけでなく、IBF3位、WBO7位、WBC11位と世界主要4団体すべてでランク入りしている。堤にとって世界への最後のステップと言えるリングだった。

昨年12月のバンタム級モンスタートーナメント決勝の穴口一輝戦以来、約7カ月ぶりの試合となった。壮絶な戦いで穴口さんは試合後に亡くなった。その思いも背負い、世界王者を目指してリングに立ち続ける。