ボクシングIBF世界フェザー級3位の亀田和毅(33=TMK)が13日、大阪市内の所属ジムで次戦を発表した。昨年10月に判定1-2の僅差で敗れた同級2位レラト・ドラミニ(30=南アフリカ)と同級指名挑戦者決定戦で、8月24日に大阪・吹田市の大和アリーナで12回戦が行われる。
和毅とドラミニは今年3月に再戦が決まっていた。しかし、IBFの指令で挑戦者決定戦を優先したドラミニ側がドタキャン。その後も立場は変わることなく今回の再戦が組まれた。
挑戦者決定戦として勝った方が1位に位置づけられ、同級王者ルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)への挑戦権を得る。和毅は「無事(試合が)承認されてまずはホッとしている。この試合に勝つのは当たり前。倒す。いい内容で勝って世界にいきたい。これを倒さないと先は何も見えない」と力をこめた。
ドラミニに敗れた後、父の史郎氏をトレーナーに、接近戦で打ち合うファイタースタイルを作り上げてきた。「今までの俺とは違うから。前の試合がデビュー戦で今回が2戦目。前までは『カズキ』で今回から『トモキ』やから」。最近まで名前を言い間違いされていた。その知名度を含めて碇をドラミニにぶつける。
今回の試合をクリアすれば一気に3階級制覇への展望が広がる。プロモートする興毅氏も「会場は押さえています」と日本、大阪での開催に意欲を示した。
前日12日に33歳の誕生日を迎えた。「33歳で3階級制覇が目標」と和毅が言い、興毅氏が「333でトリプルスリーやな」とかぶせた。和毅だけでなく亀田家の夢へ、一家の力結集で向かっていく。【実藤健一】