プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(31=大橋)が9月3日、東京・有明アリーナで元IBF世界同級王者T・Jドヘニー(37=アイルランド)との防衛戦(WBAスーパー、IBF2度目、WBC、WBO3度目)に臨むと16日、発表された。5月6日、東京ドームで元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)との防衛戦に臨み、6回TKO勝利して以来、約4カ月ぶりの防衛戦となる。16日には都内で発表記者会見に出席した。主な一問一答<1>は次の通り。
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-いつごろドヘニー戦決定を聞いたのか
井上 大橋会長から聞いたのは東京ドームでの試合が終わり、少し経ってから。ドヘニー選手はここ最近、良い試合している。自分の中では気の抜けない相手だなと率直に思いました。
-ドヘニーの映像はみているのか
井上 東京ドームの第1試合はみられていない。僕がよくスパーリングする(東洋太平洋スーパーバンタム級王者)中嶋一輝と(ジャフェスリー・)ラミドがKOされているので、そこは実力がある。試合本番を通して実力をすごく発揮する選手だなという印象
-警戒ポイントは
井上 1発は警戒しながら、1発も触れさせないボクシングで。自分のボクシングを展開していく
-キャリアの中でドヘニー戦の位置付けは
井上 この試合は、前回の東京ドームの大きな舞台を終えたばかりで。みなさんがどう思うか分からないですが、自分の中では気が抜けない戦い。この試合をしっかりクリアしたい
-ドヘニーの体格の大きさについて
井上 当日、どれだけ体重を増やそうが、フィジカル勝負をしてこようが、スピード勝負で触れさせなければ問題ないと思う。ボクシングは体のでかさ、パワーだけではないところをこ自分も理解している。
-ドヘニー対策としてフィジカル強化しないのか
井上 フィジカル勝負というものが必要になってくる場面があるかもしれないが、それさえも必要ない技術の差をみせて完封したいと思う。
-海外メディアはドヘニーでは挑戦者として役不足という声もある
井上 この試合を終えて引退するわけでもなく、階級を変えるわけでもない。(海外メディアには)楽しみに待っていてくれと。あと2年ぐらいは、この階級でやるので。その中で、今回はドヘニーだったというだけ。次の対戦相手も含め、みなさんが楽しんでもらえるようなカードを大橋(秀行)会長に組んでいただけると思う。そこは楽しみにしてほしい。
-油断はあるのか
井上 そういうのはまったくない。
-17年以来の試合間隔4カ月
井上 年3試合のペースは2017年ぶり。その時と比べ、体的なものは多少は変わってきている。疲れの抜け具合だったりは多少は感じている部分はありますが、しっかりカバーするキャリアも積んできている。プラスに考えて年3試合をやっていきます。
-東京ドームの経験でどう成長したか
井上 東京ドームで試合ができたことは自分のボクサー人生の中で、キャリアになる1戦ではありました。あの1戦を超えられる試合をしなければならないと思っているので。燃えるつきるのではなく、また加速させていくようなボクシングキャリアにしていきたい。(つづく)