プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(31=大橋)が9月3日、東京・有明アリーナで元IBF世界同級王者T・Jドヘニー(37=アイルランド)との防衛戦(WBAスーパー、IBF2度目、WBC、WBO3度目)に臨むと16日、発表された。
5月6日、東京ドームで元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)との防衛戦に臨み、6回TKO勝利して以来、約4カ月ぶりの防衛戦となる。16日には都内で発表記者会見に出席。会見に同席した所属ジムの大橋秀行会長(59)は「ドヘニーはネリよりもこわい」と強く警戒した。
当初はIBF、WBO世界同級1位サム・グッドマン(オーストラリア)との対戦交渉していたものの、相手陣営の意向で路線変更。23年3月にグッドマンに判定負け後、日本で3連続KO勝利中の元IBF世界同級王者ドヘニーに白羽の矢が立った。世界ランキングでもWBO2位を筆頭にWBA6位、WBC8位、IBF7位。何より元IBF世界同級王者岩佐亮佑(セレス)をはじめ、高橋竜平(横浜光)、中嶋一輝(大橋)と次々と倒してきた「日本人キラー」ぶりを発揮している。
大橋会長は「グッドマンはうまさがあるが怖さは。ドヘニーは怖さがある。思い切りがいいし、体もフィジカルも強い。井上との試合は危険なシーンがあり、スリリングな試合になりそう」と予想した。過去3試合、大橋ジムがプロモートする試合に参戦したドヘニーは、5月6日、東京ドームでの井上尚弥-ルイス・ネリ戦では、ネリが出場不可能となった場合のリザーバーも務めてきた。同会長は「SNSなどでも井上と対戦したいと直接オファーが来ていた」と挑戦者として選択した経緯も明かしていた。