大橋秀行会長が好敵手リカルド・ロペス氏と9・25再会「当初はエキシビション戦でどうかと」

9月25日、東京・後楽園ホールのフェニックスバトル122大会でリカルド・ロペスと再会する大橋秀行会長(左から3番目)

プロボクシング大橋ジム会長で元WBA、WBC世界ミニマム級王者の大橋秀行氏(59)がライバルの元世界2階級制覇王者リカルド・ロペス氏(57=メキシコ)と約10年ぶりに再会する。

17日に発表されたもので、9月25日、東京・後楽園ホールで開催されるフェニックスバトル122大会で実現する。90年10月25日、同会場で行われたWBA世界同級タイトルマッチ、王者大橋-挑戦者ロペスの試合から34年。すべての試合がミニマム級という最軽量級のトップが集う興行で、2人の同級レジェンドをたたえるセレモニーと対談が行われる。

同日、東京・文京区で開催されたカード発表会見に出席した大橋会長は「リカルド・ロペス氏と当初はエキシビション(戦)でどうかと言われたのですが、そのへんは僕も30年運動をしていないので、そこはお断りした。対談という形ならばとお受けした」と笑顔を浮かべた。

ロペス氏とは14年に米ラスベガスで開催されたWBC総会以来の対面となる。同総会ではシュガー・レイ・レナード氏、マービン・ハグラー氏(米国)、ロベルト・デュラン氏(パナマ)、フロイド・メイウェザー(米国)らそうそうたるメンバーが集結していたが、大橋会長はロペス氏の息子からサインを求められたエピソードを明かし「(ロペス氏は)強いだけでなく、気遣いができる男だと思いました」と再会を楽しみにしていた。

さらに大橋会長は「10月25日でロペス戦から35周年になる。興行には井上尚弥も来る予定。そのリングでロペス氏と再会できるとは胸にグッとくる」と感慨深げだった。また同イベントを企画した八王子中屋ジムの中屋一生会長は「ミニマム級のトップ選手を集め、焦点を当てた興行を考えていた。その象徴になるように、特別ゲストとしてロペス氏を呼んだ」と説明していた。