<プロボクシング:フェニックスバトル119大会>◇18日◇東京・後楽園ホール◇日刊スポーツ新聞社後援
史上初の高校8冠を含むアマ10冠で、日本ライト級5位の今永虎雅(24=大橋)がアジア最強ライト級トーナメント決勝を決めた。同トーナメント準決勝で、シード選手となるマービン・エスクエルド(28=フィリピン)と拳を交え、2回0分48秒、KO勝利を飾った。
序盤から左ボディー攻撃で先制し、1回終了間際にはワンツー、右フックで圧倒。続く2回、相手脇腹に左ボディーをねじ込んでダウンを奪うと、立ち上がったエスクエルドに対し、左ボディーアッパーで2度目ダウンを奪取して沈めた。今永は「1回からガツガツいきました。向こうが対策通りの動きだけだったので、打ち終わりを狙ってドンピシャにはまった」と手応え十分だった。指導する八重樫東トレーナー(41)も「野球で言えばホームランボールが来て打ち返したような感じ。1発で倒していないので場外本塁打ではないが、150メートル弾ぐらいの本塁打KO」とほめた。
決勝は11月25日と設定されている。反対ブロックの同トーナメント準決勝は、日本同級3位斎藤陽二(28=角海老宝石)がWBCアジア・シルバー・ライト級王者ウー・ハンユン(21=中国)と対戦。4回3分7秒、KO勝利を挙げて決勝進出を決めている。
これでトーナメント決勝は3位斎藤-4位今永という日本ランカー対決の顔合わせとなった。勝てば日本同級上位ランクへの浮上は間違いない。今永は「斎藤選手はファイターの印象です。来年、王座挑戦のつもりで決勝を戦うつもり。自分のボクシングを進化させてベストを尽くすだけ」と強い決意を示した。