<新日本:大阪大会>◇21日◇エディオンアリーナ大阪
メインイベントに登場した辻陽太(30)が愛する「マーロウ」のプリンの恨みを晴らした。
史上初「春夏連覇(NEW JAPAN CUPとG1)」を狙う辻は、G1クライマックスBブロック公式戦でデビッド・フィンレー(31)と対戦。終盤、INTO OBLIVION(ブレーンバスターのように相手を持ち上げ、そこから相手を頭から自分の膝に落とす技)やコーナーマットへのパワーボムなど力技を決められて劣勢を強いられた。
だがカウンターのヘッドバット、ジーンブラスターで形勢をひっくり返し、最後は19分50秒、マーロウクラッシュ(トップロープから回転しながら放つカーブ・ストンプ)で3カウントを奪って、今大会初勝利を挙げた。
18日に都内で行われたG1開幕前々日会見。辻は、神奈川・葉山エリアが発祥のビーカー入り手作り焼きプリン専門店「マーロウ」のプリンを差し入れた。
しかしフィンレーは配られたプリンを手で払って床に落とすなど、隣に座っていたジェフ・コブのプリンも含め、計3個のプリンをだめにしてしまった。
辻はこれに激怒。フィンレーに向かって「フィンレー! お父さんに食べ物は大事にしろって教わっただろ! あれはな、マーロウのプリンなんだよ、分かるか!」と叫んだが、辻の気持ちが伝わるわけもなく、リングの上で力で分からせるしかなかった。そんな思いを込めて「マーロウ」の名前を冠したマーロウクラッシュでフィニッシュした。
辻がこの日の勝利後「おい、フィンレーよ! 今日の勝利はお前が記者会見で無駄にしたマーロウのプリン、3つのうちの1つ分だ。あと2つ、借りがあることを忘れるなよ」と話すと会場からは拍手と歓声が沸き起こった。
辻は続けて「オレが目指すのはもちろんただ1つ、優勝だ。そして史上初の春夏連覇を達成してやるよ! 若手がどうとか、世代交代がどうとか言われてるけど、オレは新日本プロレスのメインイベンターとしてこのリングに立ってる。いいか、優勝するのは鷹木信悟でもなく、内藤哲也でもなく、このオレだ。覚悟はいいかっ! オレがG1優勝してやるよ!」と力を込めた。