【新日本】新潟出身SANADAが地元戦勝利誓う「花火の後ギフトで彩る」12日長岡でザック戦

オリジナルの決めポーズで地元戦勝利を誓うSANADA

新日本プロレスのタイトル戦「G1 CLIMAX 34」が12日、アオーレ長岡で開催される。新潟市出身のSANADA(36)が第6試合でAブロック公式戦でザック・セイバーJr.(37)と対戦。快勝で地元ファンを沸かせることを誓っている。

凱旋(がいせん)試合のAブロックのリーグ最終戦は意地を見せる場だ。「ザックとは18年のG1で最初に対戦した。同い年で、意地の張り合いをした試合だった。意識する相手」とテンションは高い。

ザックはブロック6勝2敗の1位で、すでに3位までが駒を進める決勝トーナメント進出を決めている。SANADAは4勝4敗で4位タイ。自力での進出が消滅し、厳しい状況だが、「G1を制した新潟出身者はまだいない。自分は地元愛が強いので」。昨年は県出身として初めてIWGP世界ヘビー級王者になった。G1の自身最高成績は20年の準優勝。2つ目の県人初へ、可能性がある限りあきらめない。

今年は1月の東京ドーム大会で内藤哲也(42)に敗れ、IWGPのベルトを失った。4月下旬から1カ月半、体調不良でリングから遠ざかるなど苦闘が続く。「G1を機に勢いを付けたい」。休養期間中は温泉に通い療養した。6日に鷹木信悟(41)を破るなど上向きの兆候は見えている。「長岡花火(2、3日)の後、自分が勝って(観客がスマホのライトで場内を照らす)ギフトで長岡を彩る」と自信をのぞかせた。【斎藤慎一郎】

◆SANADA(さなだ)1988年(昭63)1月28日生まれ、新潟市出身。巻総合高で柔道を始め、黒帯を取得後に2年からレスリング部に入部。卒業後、全日本プロレスに入門し、07年3月にデビュー。13年に全日本退団後、フリーでの海外参戦などを経て16年から新日本プロレスに所属。18年にIWGPヘビー級タッグ王座、22年にIWGP USヘビー級王座を獲得。23年3月のNJCで初優勝。同年4月、オカダ・カズチカからIWGP世界ヘビー級王座を奪取。182センチ、100キロ。血液型A。

◆G1 CLIMAX 新日本プロレスのタイトルの1つ。真夏の祭典として知られ、今回で34回目。ヘビー級の選手が数ブロックに分かれて総当たりのリーグ戦を行い、各ブロックの上位選手による決勝トーナメントで覇権を争う。今回は20人が参戦。A、Bの2ブロックで各組上位3人が決勝トーナメントに進出する。優勝決定戦は18日、両国国技館で開催される。