プロボクシング日本ライト級タイトルマッチ10回戦は16日、東京・後楽園ホールで開催される。初防衛戦となる同級王者三代大訓(29=横浜光)、挑戦者となる同級11位宮本知彰(31=一力)は15日、東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に出席。300グラム少ない60・9キロでパスした宮本に対し、三代は100グラム少ない61・1キロでクリアした。今年4月、仲里周磨(オキナワ)に判定勝利して王座奪取に成功して以来、約4カ月ぶりのリングとなる。
酷暑の中、ロードワークの時間を早朝に変更しながら最終調整してきたという三代は「終わってみれば良い調整ができた。(実力)差を見せつけたい。でも油断はしていない。KO、TKOができれば。全部を見せて試合をみせられたらと思う」と口調を強めた。既に同級の東洋太平洋王者宇津木秀(ワタナベ)、WBOアジア・パシフィック王者保田克也(大橋)が他地域王者との統一戦を希望している。三代も同じ気持ちを持っており「(統一戦を)結構、考えている。そこにいかないといけないと思うし、僕はいくつもり。勢いある良い勝ち方できればいいし、課題が見つかってもいい。プラスになれば」と気持ちを高ぶらせた。
一方、タイトル初挑戦となる宮本は今年5月に日本ランキングに返り咲き、一気にチャンスを得た。「こういう(タイトル挑戦の)経験ができるのはうれしい」と声をはずませた。約2年前、三代とスパーリングした経験があるとし「今は王者のオーラがある。対戦が決まってから時間が過ぎるのが早かった。自分は後悔のないように戦いたい」と闘志を燃やしていた。【藤中栄二】