中谷潤人10・14にV2戦 井上拓真と対戦経験あるペッチが挑戦者

意気込みを語る中谷(撮影・河田真司)

プロボクシングWBC世界バンタム級王者中谷潤人(26=M・T)が10月14日、東京・有明アリーナで同級1位ペッチ・ソー・チットパッタナ(30=タイ)との2度目防衛戦に臨むと22日、発表された。

7月20日、東京・両国国技館で臨んだビンセント・アストロラビオ(フィリピン)との初防衛戦以来、約3カ月ぶりのリング。10月13、14日の2日間に渡って開催されるプライムビデオ・ボクシング10大会の7大世界戦の1つとして開催される。

22日に東京ドームホテルで開催されたカード発表会見に臨んだ中谷は「KOといったところを目標にして、たくさんアクションを増やしていきたいなと思っている。それができるように練習で激しく追い込んでいきたいと思っている」と強い意気込みを示した。8月上旬には相模湖CCで起伏の激しいゴルフコースを走ってフィジカル強化し、スパーリングも開始している。すぐに米ロサンゼルスに向かい、1カ月間を超えるスパーリング中心の合宿を行うという。

挑戦者となるペッチは本名のタサーナ・サラパットのリングネームで18年12月、現WBA世界同級王者井上拓真(28=大橋)とWBC世界同級暫定王座戦で拳を交え、判定負けしている。プロ戦績76勝(53KO)1敗と経験豊富な世界ランク1位で、試合内容でも他団体王者井上と比較されることになりそうだ。

19年6月、フィリッピ・ルイス・クエドル(フィリピン)戦以来、約5年ぶりとなるサウスポー対決でもある中谷は「久びさのサウスポーなので楽しみながらサウスポー対策して自分の強さを発揮できる体をつくりたい」と言葉に力を込めた。2日間にわたって開催されるビッグイベントの中、注目しているカードとしてWBA世界同級タイトル戦を挙げた。中谷は「拓真選手と堤聖也(28=角海老宝石)選手の試合が楽しみ。たくさんある試合の中で、まずは自分のやるべきことを今までしっかりやって、大きなイベントに刺激を与えていきたい」と決意を新たにしていた。