ボクシングのWBO世界バンタム級11位・健文トーレス(36=TMK)が23日、大阪市内で行われた前日計量をクリアした。
24日に大阪・吹田市の大和アリーナで開催される「3150×LUSHBOMU vol.1」で52・5キロ契約10回戦でWBO世界スーパーフライ級1位で東洋太平洋同級王者のKJ・カタラジャ(29=フィリピン)と対戦する。健文は52・4キロ、カタラジャは52・1キロでクリアした。
日本では約8年ぶりの試合となる。相手の印象を聞かれ、「印象? こんなもんかと。なるほど、だけ。向かい合った時にすぐ倒せるわと思った」と強気に言い放った。
「俺のボクシング人生は短い」と自覚する。「天才ボクサー」と期待されながら、タクシー強盗など2度の収監。6年半+4年半、計11年もの刑務所暮らしからボクサーとして戻ってきた。
日本ボクシングコミッション(JBC)からのライセンスを得られず、海外で再起を図った。フィリピンに拠点を置き、今年5月に「最後は華々しく散ってやろうと。当たって砕けろの気持ち」でWBO世界バンタム級1位レイマート・ガバリョ(フィリピン)と対戦し、1回TKOとジャイアントキリングを成し遂げた後、旧知の亀田和毅を頼ってTMKジムに所属し、再び日本で試合するライセンスを得た。。
「僕はボクシング人生、残り短いです。だから、この試合にすべてをかけている。世界だけを見据えて倒しにいきます」
波瀾万丈のボクシング人生。その終着点もしっかり見据えながら、新たな扉を開ける戦いに挑む。